炉内中継装置を落とした理由は「つかみ装置」の爪を制御する板が90度回ってしまい、爪がフリーになってしまったからだそうだ。制御する板はネジで付けられていて、このネジがゆるんで回ったということらしい。
・ネジは緩むかもしれない。
・制御板は回ってしまうかもしれない。
設計者は何を考えてつくったのだろうか。90度回ると外れる爪は駄目でしょう。写真を見たら、2点止め:爪は2つでした。丸いものをつり上げるのであれば、最低でも爪は3つか4つにするべきではないのでしょうか。強度が問題になるのであれば、爪で引っかけてつり上げる構造自体を再考すべきだったのではないでしょうか。
強度計算だけで作ったからこうなってるのでしょうね。実際に実績がある物でやりましょうよ。耐久なんかも判らないままでしょう。これから事故が続くでしょうから、やはり、もんじゅは閉鎖した方が良いのではないでしょうか。
2点つかみでその2点が摩耗しないのかな?12トンの重みがかかるので、1つの爪に6トンの重みが掛かっている。これは強度計算したから大丈夫だっていうのでしょうか。試作、耐久テストなんかはやらなかったのかな。耐久テストしていれば、今回の事故くらいは発生していたのではないかな。
これだけの物を作っているのに、予算が足りないのか、メーカーがテストを偽装したのか、最初からやる気がないのか、予算使い放題で、別のことの使ってしまったのか、よくわからないが、いずれにせよ、もんじゅは駄目だろう。
危険なものを扱っていないのなら、メルトダウンしても、作業場の人間だけが被害をうけるのなら、この程度の作り込みでもいいけど、メルトダウンすると日本が数十年間住めなくなるのに、、(ま、偏西風により主に中部東海関東は全滅)
日本海側に原発は作るべきではないのに、何故、日本海側にたくさん作っているのだろう。危険度から言えば千葉県以北の太平洋側につくるべきだろう。もし大事故になっても偏西風で太平洋に拡散するだけだ。日本海側で事故が起きると日本の国土が使えなくなる。誰も考えなかったのか、いや、原発は事故は100%発生しないという建前(?)があったから、どこに建てても大丈夫という論理か。どうするつもりだ。
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