首相かフェリー沈没事故の政府対応に不備があったので辞職するという。
なぜこの様な事故が起きたかという根本的な解決を行おうとしないで、責任を感じて辞めますという論理。また、事故が収束したら認めるという大統領。変わった人達だ。
問題の本質を是正しようとしないのはなぜだろう。船員の基本的な考え。安全教育をしてようがしていまいが、乗客を救助するのは乗組員の使命だろう。なぜ出来なかったのか。港を出る船の監視はどうなっているのか。積み荷が多すぎるということを監視したり、通報したりする者はいなかったのか。いや、居たはず。どうみても、常態化していたとしか考えられないので、誰かが声を上げていたはず。この声を無視する何かがあったはず。このあたりに問題があるのではないか。
誰かを処罰しても、同じ事が繰り返されるだけ。処罰は防止に直接は繋がらない。この様な不正行為が出来ない組織を作る事が大事だ。
フェリーのルートには複数の会社を入れて競争させるとか。独占させるなら、船員の教育機関を複数の機関にさせて、それを公的機関が監査するとか。兎に角、部分的でも複数の組織に責任を保たせて、情報を公開させる事が大事だ。
密室化してしまうことが事故を呼ぶ。
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