厚労省、介護ロボット協議会立ち上げへ−主役は「現場」、問題抽出・開発に反映
厚生労働省は、ロボット介護機器を開発するため、介護施設の運営者や介護従事者を主役とする協議会を初夏までに立ち上げる。介護現場の声やニーズを集め、おおむねどの現場でも共通して困っている点を抽出。ロボット技術で解決できるのかをメーカーと検討する。開発が具体化した段階で経済産業省主体の機器開発支援につなぐ。現在の体制では、介護現場のニーズを直接集める機能が弱いと見ており、介護側を主役にした場を設ける。
介護側のメンバーは、特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設、在宅サービスなどの事業者や従事者を中心にする。一定程度の規模や運営年数があり、よりニーズをとらえやすい事業者、これまでにメーカーと介護ロボットの共同開発や実証をした経験のある事業者などを中心にする。メーカー側の代表もメンバーに入れるが、あくまで介護側を主役とする。
そうか、介護される側の意見はないのか。介護する側の意見とメーカーの意見を纏めるのか。介護の場合、介護される側の意見が重要ではないのだろうか。結局は事業者側の意見だけで決まって、本当の現場の意見は通らないのではないだろうか。日本の場合、管理者までの意見しか聞かないからな。本当の現場で働く人とそれに関わる人は、仕事自体に積極的で無い人ばかりだからね。役に立たないといえば立たないんだよね。
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