ふと思う事がある。
経済政策、財政出動、、、、いくら景気を刺激しても景気はよくならない。なぜなら、景気が少しよくなると、その儲けは全て一部の人たちに吸い上げられてしまうからじゃないのかな。
私は全くの素人、金融にしろ、経済にしろ。でも、なんだか、そう感じるんですよ。
景気が上がらないのは、政府のやり方が悪いのではなくて、資本主義社会が飽和してしまっているからではないでしょうか。資本主義は未開拓の市場が無ければ景気は上向きません。それは未開拓の商品としても同じです。つまり、何か新しいものがなければ景気を上向かせることが出来ないのです。
今、新しいものがあるでしょうか。リーマンショックでは債権を紙にして売買するというアホな方法で儲けようとしたから潰れてしまいました。債権を紙に移し替えても新しいものが始まった訳ではありません。しかし、一部の人が新しいものだと勘違いして売買を始めたものだから、弾けてしまい、不況を呼んでしまいました。一種のバブルです。
自動運転自動車が欲しいでしょうか。いや、普通の自動車の方がいいと考える人がまだ多いでしょう。究極の自動運転ではないからです。手を離せない自動運転があるでしょうか。
一部の人は金融商品で儲けています。株の売買をコンピュータにやらせて、自動的に儲かるシステムを作り上げているものもいます。ただ、これらは新しいものではありませんので、何も付加価値を生みません。これを利用している人たちは自分の口座の残高が増える事が一番の大事であり、景気が上がらなくてもいいと思っている人たちです。
景気が少しでも上がって、株や債権を売買すると、この一部の人たちの残高が上がるようになっています。税金で仕事を作って、その儲けを株や債権で運用しようとするとこの一部の人達が掠め取ってしまいます。税金でこの一部の人たちの残高を潤わせていることになります。
資本主義の最大の欠点である、金持ちほど儲かるという論理がそのまま働いているのが金融関連だと思います。昔の人達はそれほど株や債権を買いません。別のもので消費していました。しかし、最近の人たちは、自分の老後を心配して、年金を株や債権で運用して増やそうとしています。しかし、増えません。いや、本来は増えるはずですが、一部の人が掠め取れるようなシステムになっているため、株や債権で運用しようとすればするほど目減りしていくようになっています。
すべては仕組まれたことでしょう。一部の人たちが裕福になるよう、お金に余裕ができたら、そのシステムに追い込まれるようにしているのでしょう。
その大きなシステムが日本のGPIFなのかもしれませんね。GPIFの損は誰が得したのでしょうか。合計は0なので、損した分だけ得した人がいるのです。
この状態、超金持ちが一定量になった状態が資本主義の飽和状態で、次は破壊しかなくなるので、国毎に貧困の差が大きくなったら、戦争するでしょう。世界大戦になるか、局所的になるか、不明ですが。
中国が日本に攻めてくるかという話、日本は資源がないので国土を征服してもメリットはないです。領海が邪魔かと言えば、さほどでもありません。経済水域が邪魔かと言えば、中国に経済水域を守るという意識はもともとないので、これを取得するとか使えないとかという論理はないと思います。つまり、日本侵攻にはメリットを感じていないと思います。逆にアメリカの小手先として扱っている方が面白い結果を生むのではないかと思っているのでしょう。挑発を繰り返せば、軍備増強を図るでしょう。軍備増強すると日本は憲法を変えてアメリカから離反する可能性があります。離反すれば、日中で手を組むこともできるでしょう。いや、中国の小手先にすることも可能かもしれません。それを狙っているのではないでしょうか。まるで韓国を見ているようです。
中国は北朝鮮が韓国を支配しても構わないと思っているでしょう。日本やロシアとの緩衝材にするには北朝鮮が便利だからです。中国の経済配下に置くことが一番の目的でしょう。次は日本でしょう。中国は既にGDPで世界2位ですから。日本との差も開き続けるでしょう。
今のテレビ番組のように日本を褒める番組ばかりを見させられていると、世界から取り残されて、日本が浦島太郎になる可能性もあります。
特に欲しいものは無い世の中になってしまって、これからはオレオレ詐欺のようなものが普通の商売になってくるのではないかと思います。金は持っているけど使わない。不思議な世の中になってきたな。何を心配しているのだろうか。
何もなければ死ねばいいんだ。どうせいつかは死ぬんだから。生きてる間にやりたいことをやって、思い残すことはないだろう。金を残して喜んでくれるかって?自分がそうだったのかな。ばあちゃん死んで、遺産が入って楽しい人生だったのかな。ばちゃん死んでくれてありがとうって思った?
私が特殊な考えなのかな。
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