テレビのアナウンサーが仮設でいいのかみたいな事を言っていますが、仮設でなければダメです。本設備にするには法規制が高くてクリアできません。放射能水を貯蔵するタンクなんてものを本設備で作ったら、強固な設備と広大な土地か地下室が必要となります。また、あのような高濃度の汚染水を貯蔵することは普通の法律では許されないはずです。それに本設備で恒久的なものを作ると言い出したら、地元の人は大反対するでしょう。
ですから、呼び名は仮設しかないというのが現状です。
しかし、ここで、仮設だから何でもいいんだというような考えを東京電力が持っているようなので、これは間違っています。確実に何年の耐用があるのかを計画して、タンクや汚染貯水槽を作るべきでしょう。地質も考慮して。実際、地下水が流れ込んでいるので一日あたり400tもの汚染水が増え続けています。セシウムを取り去った水をもう一度使って冷やすので汚染水は増えないと言う論理で始めた冷却水システムだったが、地下水の流れ込みが多いためそのようにはならなかった。この程度の予測もできないようなずさんな管理を行って、発生した問題を言い訳をしながら対処するという東京電力のやりかたはマズい。
土木関連、建築関連の技術者を入れて、大規模な地下水対策をできるような特別対策法を作って、仮設なんだけど、数年で壊れてもいいという安易な工作物の設置ではなく、しっかりしたものを仮設で設置できるというような法律を作るべきだろう。
まずは、原子炉を外の世界と遮断することを第一にするべきだろう。ロシアが行ったようなコンクリート詰めとか。手を打たないでずるずるいくと汚染がずっっと続くことになり、福島の海側はずっと立ち直ることはできないだろう。このままでは回復していないのに、安全宣言をして、また100年くらいしたら、実際は危ないとか言い出しそう。もうこのパターンには飽きてきた。
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