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2011年3月16日水曜日

マイクロシーベルト

シーベルト:放射線量の単位。年間で蓄積換算する。

100ミリシーベルトで健康被害をうけるらしい。今日現在で、30~60km(このあまりにも広い距離は何を意味するのかわからないが、文科省はこのような発表を行っている。)で0.0253ミリシーベルト毎時~0.0125ミリシーベルト毎時であるそうだ。60km離れて0.0125ミリシーベルトとして、これが1ヶ月続くと、0.0125x24x30=9ミリシーベルトになる。

1ヶ月で9ミリシーベルトで1年間で108ミリシーベルトとなる。30kmで倍なので年間200ミリシーベルトを超える可能性がある。現在の中途半端な状態での被曝量だということを考えれば、30km範囲では少々不安があるのではないか。健康的にすごすには年間2ミリシーベルトまでのはずでは。

しかし、これも定期的にまた、もう少し詳しく計測する必要がある。発表内容が詳細でないので、何処の値がいくつで、それが何時間続いたとかいう話は全くない。不都合な数字を隠している可能性があるので、計測した位置や時刻、結果をGPS計測した位置とともに発表すべきだと思う。また、これは毎日6時間おきに4回程度行うべきだと思う。

NHKも「直ちに健康には影響のないレベルとなっています」と報道しているが、それなら、何日続けば問題なのか、何日続いても問題にならないのか。それを報道するのが正しいのではないか。10年とかいうレベルなら安心するだろうし、3ヶ月となれば、移動を考えなければならないだろう。それとも、4台の原子炉の破壊が元にもどると思っている人がいるのだろうか。どうやって封じ込めることができるのか。

いままでの経過で、検出量がじりじり上がっているだけではないか。傾向としてあがっているのは明白だ。これが下がるというのなら、どうやれば下がるのか、一時的に熱を取れたとして、露出部を鉛とコンクリートで覆って、海水を循環させて冷やす。これを行えるようになるまでに3ヶ月以上かかるのなら、現在の検出量が3ヶ月続くという判定をするのがマスコミではないのか。下がり始めるのは、露出部を覆ってからではないだろうか。

パニックになると考えているのかもしれないが、日本人はパニックを起こさない。精神的に結構強いと思う。今回の地震、津波でも、取材でわめき散らしている人とか、カメラマンにつれて逃げてくれとか言っている人はいない。日本人は島国だから、逃げる場所なんてないことを知っているから。

誰も言わないが、海の汚染は大丈夫なのか、魚や海水は。(アメリカもビキニ諸島で核爆発の実験してたし、あまり関係ないのか?知らん顔してるだけか?)

ま、いずれにせよ、「ちゃんと量って、報告してね。隠さないでくださいね。」と言いたい。愚民政策は中国だけにしてください。日本は開示しましょう。

怖がらせようと思って書いているのではなく、何をしなければならないかを自分で考えるためにも、正しい値を知らせて欲しい。

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