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2014年9月10日水曜日

nikkeiBPNET おサイフケータイはNFCそのものではない。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/matome/20140908/414668/?ST=it&P=5

NFCを使った「おサイフケータイ」は、日本では一定の支持を得て使う人も多い。果たしてこれが腕時計端末普及への「切り札」になるのか? アップルが腕時計端末をどう考えているのか、発表まであと数時間待ちたい。もっとも、腕時計端末をアップルが発表するというのは、単なる噂にすぎないということもある。

nikkei BP netの記者も勘違いしているようだが、NFCの範囲にはFelica(日本のお財布ケータイ機能)は入っていない。お財布ケータイはFelica素子にシリアル通信装置を付けて通信できるようにしたもので、NFC規格の一部とはなっているが、スマホのNFCには日本のお財布ケータイは含まれてない。

お財布ケータイはガラケー時代から残っているもので、SuikaやEddyなどのプリペイドカードが携帯電話に組み込まれているものを言う。また、駅の改札機や店舗側の読取り機もNFCに対応しているものはほぼ無く、Felicaに対応しているものがほぼ全てである。

NFCも決済機能を持っているが、駅の改札で処理ができるほど高速に読取、書込みができていない。店舗での読み書き程度の速さしかないようである。

それから、Appleは何を間違っているのかしらないが、腕時計端末自体は電話網通信機能を持たないだろうから、結局、チャージするには別の機器が必要となるわけで、単体では何もできないことになる。安全性に問題が出るのではないだろうか。

腕時計端末は流行りそうもないな。

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