福島第1原発:13校・園の屋外活動制限 文科省
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110420k0000m040114000c.html
文部科学省は19日、福島県内の幼保育園と小中学校の校舎などを通常利用する際の限界放射線量を、1時間当たり3.8マイクロシーベルトに設定すると発表した。通常通りの学校活動を行った場合、年間の線量が20ミリシーベルトを超えるため。現段階で計13校・園が基準値を超えており、文科省は同県教育委員会に対し、この13校・園は屋外活動を1時間程度に制限することなどを通知した。対象園児・児童・生徒は計3560人に上る。
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まず、単純に計算して 3.8μsV/時×24時間×365日= 33,288μsVである。子供は外で8時間、屋内で16時間過ごすので、3.8μsV/時(外の放射線量)でも20msVを超えることは無いという計算らしい。木造屋内の放射線量を勝手に決めているところが強引である。福島では窓を開けない生活が続くらしいが、セシウムは30年で半減なので、数年では何も変わらない。そのうちに家屋内にセシウムが入り込んでしまうので、屋内も屋外も同じ放射線量となってしまう。それとも、セシウムは雨で流れてしまうのかな?それなら、数ヶ月で収束すると考えられるのでというように発表すべきで、単純にこのまま数年を過ごすとなると困ったことになるだろう。東電のステップ1の完了時に見直すとか、、、原発の処置を東電に任せっきりにして、お金だけ出してあげるのは何だかおかしくないか。口をだして失敗するのが嫌だから、国は口をださないのかな。そうだよね。原発破損すると東電から損害賠償請求されるかもしれないからね。。。。っていうより、原発事故レベル5以上が発生した場合、全施設を国の管轄にして没収することができるという法律を作って、国として原発を処理するしかないと思う。東電がやろうとすると、結果的に経済性を求めることになる。フランスや米国の協力と言っても東電に技術を売りに来ているだけであり、無料で協力するなんてことは言っていないのである。国の管理にして金額も公表して、これだけ掛かるから、後で税金で払ってね。と言えばいい。失敗したら、フランスや米国の企業に怒りが向くだろうし、それが東芝かもしれない。
1~4号機全てを水没させるようなプールを造るのはどうだろう。今から造れば1年で造り終わるはずだし、その中で冷やせる工夫をする。5年後を目安に冷却されたら、順次燃料を片付ける。
もちろん、順次、水の汚染も濃縮処理して、高レベル廃棄物として順に処理する。この案は、燃料棒が溶けている点で無理なのかもしれない。
燃料棒が溶けている場合、コンクリートで埋めつくすしかないか。水素爆発しないようにするにはどうすればいいのか。汚染水の処置はどうするのか。これ以外に手は本当にないのか。
このようなことを書くと、安全なのに、大騒ぎすると言う人がいるのであれば、福島県福島市で生活してみて欲しい。体で証明してもらうしかない。いや、自分の子供とともにそこで生活してもらいたい。それなら信用するかもしれない。
影響が出てからでは責任は取れないということが判らないのだろう。自衛しかないのだろうか、この国は。
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