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2011年6月21日火曜日

再稼働要請に福井県知事 「まず新安全基準を」

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110621ddlk18010698000c.html

知事は、「地震の揺れや津波の影響が、原発にどう問題を与えたのか、はっきりしていない。高経年(老朽)化の問題もちゃんとしていない。それを運転停止中の原発に反映させることだ」と述べ、東京電力福島第1原発事故で得られた新知見を、国が各地の原発の安全対策として水平展開していくことが重要とした。また、浜岡原発の停止要請についても「他の原発は停止要請しない理由をどう判断すべきか、納得できる対応が大事」と述べた。

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それでは誰がどのように安全を判定するのか、また安全というのは100%を求めているのか、少し安全でOKなのか、ちょっと不安でOKなのか判らない。

誰かが安全と言ったからといって、それがずっと安全という訳ではない。逆に言えば、福井にある原発は「現時点では安全」なのである。自然災害の考えられるレベルに全て対応しろと言われていても、自然に対して全ては対応できるはずがない。よって、「現時点では安全」なのだから、再稼働は問題ないのである。

例えば、原発における津波対策は歴史上最大の津波に耐える必要があるというのならそれでもいいし、最大+10%なのか,20%なのか100%なのか200%なのか、、、ほらね、判らなくなるでしょう。自然災害の大きさを予測することはできないのである。

よって、災害発生後の対処方法を纏めることが大事であって、安全性を高めることはそれほど、大事ではない。安全性を高めるには高額な費用が発生し、しかも、自然災害には通用しない場合があるので、それほどに高めること自体が無駄である。

原発の場合、ECCSの能力が無くなると判明した時点で廃炉にし、緊急措置を執るということ。緊急措置は航空自衛隊と海上自衛隊、陸上自衛隊それぞれに非常電源装置を置いておく。そのメンテナンスは各原発が責任を持つ。月に一度は訓練を行う。年に一度は自衛隊を交えた訓練を行う。原発に関しては民間資産とか公共団体とかの区別をなくす。将来は1公共団体が全ての原発を保持する。毎時10トンのセシウム汚染水の浄化装置を原発内に設置すること。水素爆発を防ぐための窒素充填装置を設置すること。非常電源装置の規格を合わせる努力をすること。排気弁の予備を準備、緊急時手動で排気弁を操作できるようにしておくこと。

ここまで決めておいて、とりあえず、再稼働するということで。

浜岡原発は総理がアメリカに指摘されて言い訳できなかったので止めてみた。冷却水を断ったから後ろめたかった。(たぶん)

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