Powered By Blogger

2012年9月11日火曜日

提言でなく、ただの先送りでは?

http://mainichi.jp/select/news/20120911k0000e040163000c.html

高レベル廃棄物:学術会議が処分地選定方法見直しを提言
毎日新聞 2012年09月11日 10時58分(最終更新 09月11日 11時06分)

 原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物について、日本学術会議(大西隆会長)は11日、現在の公募による最終処分地選定を抜本的に見直すよう求める提言をまとめ、内閣府原子力委員会に提出した。将来的に取り出しが可能な状態で数十〜数百年間「暫定保管」し、その間に最終処分の方法や場所を決めるよう求めている。
 高レベル放射性廃棄物は法に基づき、溶かしてガラスと一緒に固め、地下数百メートルの安定した地層に埋めることになっている。原子力発電環境整備機構(NUMO)が02年から最終処分地を公募しているが、応募した自治体はなく、原子力委が10年9月、学術会議に解決策の審議を依頼した。
 提言では、処分地選定が行き詰まった理由は(1)今の科学技術では10万年単位の地層の安定性を確約できない(2)原子力政策そのものへの国民的な合意がないまま処分地選定という個別課題を先行させた−−ことなどにあると指摘。処分地を引き受ける代償として自治体に交付金を配る政策も「不適切」と批判した。

-------------------------------------------------------------------------

今の科学技術では、、と言っているが、将来のいつ頃の科学技術を持ってすれば核の非能力化が可能なのでしょうか。学術会議というのは頭のいい人たちがいるはずなのに、何を言っているのか判らないです。
結局、提言内容は先送りしましょうということです。一歩後退してしまいました。最終処分場が無理なら、核はゴミ捨て場が無いということになります。商用利用を続けていくのなら、ゴミ捨て場は必須です。ゴミ捨て場が見つかるかゴミの焼却炉が出来るまで原子力の商用利用はやめましょう。という提言をして欲しかったですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿