東電が報告書を作った。備えがあれば防げたという。何だかおかしな話だ。つまり備えが無かったから、防げなかった。と言っている。事故後にメルトダウンを予測しなかったのか、事故後の対応が正しかったと言いたいのか。事故前の話で、備えがあれば防げたのは当たり前である。事故に備えて準備していれば防げるものは防げるに決まっている。
それよりも、事故発生時に何故廃炉の決断が出来なかったのか、それを究明し、再発時に決断できる事が一番の防災ではないだろうか。あの時、廃炉を決断し、アメリカの液剤でも、自衛隊に海水でも入れて貰えば、メルトダウンは防げたはずではないのか。そこが一番の疑問なのだから、そこを答えてほしいものである。
この報告書でも、事故の対処については全く触れないで、備えがうんぬん。保身する事が一番のようにしか見えない。事故発生時と何ら変わっていないようだが。
102SH
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