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2013年7月8日月曜日

核のゴミ対策を考える時間はたっぷりある?

http://agora-web.jp/archives/1518475.html

石井孝明という方の意見は正論かもしれない。

が、しかし時間はたっぷりあると言うメッセージは、そのうち誰かが始めるだろう、今の世代ではそんなに性急に考えなくて良いというメッセージを出すことになり、考えなくて良いということにしてしまうのが人間だ、いや日本人だ。

元々原発は廃炉の手順やその処分技術はこれから40年先に何かしら開発されているだろうということで作り始めたのだ。既に40年経ち、処分技術は全く進歩していなかった。今回の福島第一原発のメルトダウン事故をきっかけに今こそ考えて、処分方法を考えるべきではないだろうか。今なら国民にも危機感があるのだから。たぶんNHKも原発はダメだというメッセージにおいて、核のゴミの処分や技術を真面目に考えないとうまくいかないということを国民に理解して欲しかったのではないだろうか。

この石井さんはそれらの前向きな取り組みの啓発に対して、今は考えなくてもいいという誤ったメッセージを送ることになる。福島事故より以前の考え方(原発は100%安全で処分方法はもんじゅのリサイクルが成功する)に戻っている。

100%安全ではないのと、もんじゅは上手くいっていない事を認めて、NHKの報道を批判しないで、解決方法を模索するという考え方にならないのだろうか。どこかの官僚がツイートしていたように、「何もしない」という解決方法を選択するということだろうか。

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