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2013年12月4日水曜日

PISA 脱ゆとりか?

http://www.asahi.com/articles/TKY201312030495.html?google_editors_picks=true

【岡雄一郎、河原田慎一】経済協力開発機構(OECD)は3日、2012年に65カ国・地域の15歳約51万人を対象に実施した学習到達度調査(PISA〈ピザ〉)の結果を公表した。日本の平均点は、「読解力」「数学的リテラシー(応用力)」「科学的リテラシー」の全3分野で、現在と同じ調査方法になって以降、最高だった。国・地域別順位も2回続けて上昇し、学力の向上傾向が鮮明になった。

 PISAは00年から3年ごとに実施され、今回が5回目。調査方法は、読解力は当初から変わらず、数学は03年、科学は06年から現在と同じ。国・地域別順位では上海が前回に続き、3分野全てで1位だった。

日本は無作為抽出の約6400人が受けた。平均点は読解力538点(4位・前回比18点増)、数学536点(7位・同7点増)、科学547点(4位・同8点増)。7~8段階の習熟度別では、全3分野で上位層(レベル5以上)が増え、下位層(レベル1以下)が減った。

文部科学省は、学習指導要領の改訂や少人数指導の普及など「脱ゆとり」の施策が好成績の要因とみる。「いわゆる『ゆとり教育』から脱却し、確かな学力を育成する取り組みが功を奏した」。下村博文文部科学相は3日、そう喜んだ。

「脱ゆとり」が成績を伸ばしているということらしいが、この成績がどうしたというのだろうか。何に寄与するのかは不明だが、決まっている答えを導き出す能力に優れているということがそんなに嬉しいだろうか。この試験=学力ではないと思うが。大臣や教育関係者は喜んでいるのかもしれない。子供達は喜んでいるだろうか。大きくなっても喜んでくれるだろうか。学力=幸せ とか 学力=正義 とかではないと思う。

価値観の違いだろうか。ちなみに私はずっと昔の「詰め込み教育&落ちこぼれ有り」時代でした。簡単に言えば、落ちこぼれになってもそれなりに生きていけるんだという考えが皆にあり、全学生が官僚をめざすような世代ではなかったので。気軽でしたね。まちがてもいい。大丈夫さ。っていう時代でしたから。

 そもそも、中学校で学習する内容は一部を除いて社会に出てからはほぼ使いません。その一部も職業により異なります。知識として知っていることがそれほど大事だとは思えません。いろいろな人がいるからこその民主主義だと思います。みんな同じ人ばかりじゃ面白くも何もありません。高校生や大学生活がずっと続くなんて、バカみたいでしょう。日本は帝国主義的社会主義だよね。個人とか個性とかみんなの意見とか、、、認めていないからね。

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