では、先ほどのATMの画面をもしオブジェクトベースにするなら、最初に何が見えているべきでしょうか。ユーザーが扱う対象物はお金とか口座ですよね。でも、扱うものは自分の口座、あるいはお金に決まっています。それを複数扱うわけではないですから、オブジェクトの一覧を見せる必要がないという意味で、ATMはタスクベースの画面でいいということになります。あるいは、タスク同士が非常に独立していて、複数オブジェクトでアクションが共有されないときもタスクベースの表現になってきます。http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/012500018/012500002/?ST=system&P=4
いやいや、ATMはまずカードの挿入から。カードによって手数料が異なるから。
それでもマイナンバーカードのようなものだったら、どこの銀行?ということになるのではないだろうか。ATMだからではなく、物理的にオブジェクト(特定の銀行のカード)を選択しているからだろう。
一般常識がオブジェクトベースに近いかタスクベースに近いかというだけで、どれがどっちで正解ということは言えないだろう。いくら、論理的(パラドックス的)に正しくても世の中に受け入れられるかどうかだ。
ネットのショッピングカートも、実在のショッピングカートがあるからこそ、その名前とアイコンを使って、店を廻ってショッピングカートに入れて、最後に会計するというやり方をしているだけで、物理的なショッピングカートが無ければ、このやり方は成功しなかっただろう。
現実を写す方法が一般受けするのであって、オブジェクトベースやタスクベースが判りやすいということではないだろう。
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