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2011年5月27日金曜日

55分間の注水中断よりも

この一週間は海水注入開始後の55分間の中断について色々な事柄があきらかになり、大騒ぎした結果、現場では中断していなかったという結論になったようだ。

既に何が本当で何がウソか誤解かが判らなくなっているが、これでは事故当時の命令系統や報告系統が正常だったとは思えない。

まず、ECCS喪失後から検証すべきで、ECCS喪失後に、メルトダウンの危険性を予測したかどうか。その対応はどうだったのか。計測機器(圧力や温度、水位)が正常であるかどうかの判断はどうしたのか。どの程度のモニタリングをしていたのか。海水注入開始までの時間が問題であるのに、海水注入後からの55分間を最も重要な事であるかのように振る舞っている自民党はどうなっているのか。

今回は現場判断が正しいようだが、海水注入以前はどのように判断して現場と本社は対応していたのか。また内閣は。 こっちを検証してくれないか。

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