http://mainichi.jp/select/science/news/20110513k0000m040113000c.html
放射性物質:福島県内の学校 年間積算試算を発表…文科省
文部科学省は12日、福島県内の学校などで屋外活動を制限する放射線量の基準値(毎時3.8マイクロシーベルト)を実際の児童生徒の生活パターンに即して積算したところ、1年間で9.99ミリシーベルトになるとの試算結果を発表した。当初に屋外活動が制限された13校・園の同様の試算では、年間平均6.6ミリシーベルト。上限値の20ミリシーベルトの半分以下だった。
上限値20ミリシーベルトを巡っては「高すぎる」として小佐古(こさこ)敏荘(としそう)東京大教授が内閣官房参与を辞任し、不安が広がっていた。政府は当初、1日8時間を屋外で過ごすなどの条件で、上限値から逆算して毎時3.8マイクロシーベルトを基準値としたが、今回の試算は屋外活動を2時間に短縮。「生活の実情や放射能の半減期を考慮した」と説明している。
試算における年間積算線量の内訳は、通学や学校にいる時に受ける分が1.67ミリシーベルト(16.7%)、自宅など学校外の分が8.32ミリシーベルト(83.3%)。このため同省は、子供の屋外活動のあり方について専門家から意見を聴く場を来週にも設置し、学校外での屋外活動の自粛など一段の低減策を検討する。
同省は、福島県内の54校・園で教職員に線量計を配って計測した結果も発表。4月27日~5月8日の全体の平均は毎時0.22マイクロシーベルト。学校での滞在を8時間、年間200日と想定した年間積算値の平均は0.35ミリシーベルトだった。【木村健二】
毎日新聞 2011年5月12日 21時07分(最終更新 5月13日 0時13分)
今回は2時間に短縮して計算したら、6.6ミリになる?という変な説明。安全基準は最悪でも安全であるということを説明するものであって、色々考慮すると安全圏内であるというのは平均が安全と言っているのとおなじで、平均から漏れて安全で無い者が発生するということを言っているようなものだ。この計算方法は何とかならないのかね。ずっと外にいて、校庭にテント張って10年間暮らしても影響なしくらいのレベルにならないのかね。
学校外の活動自粛って、学校外で遊ぶなってことですよね。子供に外で遊ぶなっていうのは健全な生活と言えるのでしょうか。できれば避難しなさいとか、言えないのかな。
文科省は文部省として子供の教育と健康を考えているのか、文化省として原発は安全を保持したいのか、それとも、大蔵省のなるべく国歌賠償しなくて良い方法を採用しているのか。文科省が避難が望ましいと言ったら、文科省の予算で避難させる必要があるのかな。よく分からんけど。
本当に問題ないのなら、文科省の役人と御用役人は自分の子供と孫を連れて福島に引っ越すくらいのことをすれば良いと思う。福島に文科省、通産省、大蔵省、官邸の出張所を作って、復興会議、検証会議はそこで行うというのはどうでしょうか。本当に安全だというのなら、首相がそこに常駐して、指示を出すくらいのことをやって欲しいですね。そこからでも国会に通えるでしょう。福島産の野菜を中国と韓国の首脳に食べさせるなんていうことは、最低のパフォーマンスだから。事前に計測済みの安全野菜を選んでいるに違いないでしょう。
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