http://www.j-cast.com/2011/12/30117585.html
35歳過ぎて結婚できた男性はわずか3%」。2010年の国勢調査でこんな衝撃的な結果が出た。ネット上では「身を持って感じている俺…」「昔ほど結婚生活にメリットがなくなっているんだから当然」など、さまざまな意見が飛び交っているが、なぜこうも「結婚できない(しない)大人」が増えてしまったのか。
「みんな自分の相場が分かっていない」
2010年の国勢調査によると、2005年に35~39歳だった男性の未婚率は30.9%、5年後、40~44歳になったときの未婚率は27.9%で、未婚男性の9.7%しか結婚に至らなかった。5年間で「3%」でしかないということになる。
女性も同様で、05年に35~39歳だった人の5年後の結婚率は、未婚女性の10.8%、2%しかゴールインできなかった計算だ。40歳を超えると、状況はますます悪化する。男性は全体の0.4%、女性は0.5%で、45歳以上では、男女とも全体の0.1%しか配偶者を見つけられなかった。晩婚化というより、35歳を過ぎてからの結婚は、男女ともに不可能に近いことが分かる。
結婚コンサルタントの大橋清朗氏は、結婚氷河期に至った理由について「昔に比べて独りでいることに世間も寛容になったなど、時代の影響も大きい」としたうえで、最近の35歳以上の未婚男女には大きな特徴があると話す。
「35歳を過ぎて結婚していない方の多くは、20代に恋愛よりも趣味や仕事に没頭した方です。いままで交際した経験が少ない分、自分が見えていない方が非常に多い。男性なら、若くてかわいい女性を、女性なら、年収が高くてイケメンなど、自分よりスペックの高い方を求める傾向にあります。結局は『自分の相場が分かっていない』のです」
彼らの多くは自分を過大評価する傾向にあり、なかなか「妥協」をしない。うまく交際に発展するときは、お互い釣り合いが取れている場合が多いが、「この人と結婚するくらいなら1人でいい」と、せっかくのチャンスを放棄するそうだ。
すべては、趣味など個での楽しみに時間を費やした経験不足が招く「勘違い」だが、自分の価値に気付き焦って婚活をスタートしても、男性の場合、こんどは「年収」がネックになる。
(続く)
----------------------------------------------------------------------------------
35歳以上の未婚率が30%ということで、そのうち、5年間で結婚したのは未婚男性の10%、40歳の場合、1.2%らしい。記事中の%は全男性の割合が書いてあるため、既婚者を混ぜた状態での比率を出しているので無意味。また、未婚者のうち、どの程度の割合で結婚を望んでいるのかということも書かれていない。記事はどういうわけか、全ての日本人は結婚を望んでいるということが前提で書かれている。結婚したくない人もいるだろう。このデータの元は国勢調査であり、国勢調査は情勢しか判らない。結婚出来る出来ないの判定に用いることはおかしい。結婚をどう考えるかというなら、それなりのアンケートを採るか、結婚相談所の統計とかを利用するべきではないだろうか。
この記事は離婚についても述べていない。結婚に何を求めるかは各人の好みであり、勝手である。それを元に出来ないとか書いているのはおかしい。誰が言っているのか、結婚したくてもできないと。(この記者がそうなのかもしれない)
0 件のコメント:
コメントを投稿