朝日新聞社が1~2日に実施した全国緊急世論調査(電話)で日本維新の会が比例区投票先で4%だったようだ。橋下氏は「維新への応援の実像に近づいてきた。メンバーも浮かれていたところがあるが、冷静になれるんじゃないか。候補者選定がすべてだ」といったとか。
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私が思うに、妙な人たち(他党から逃げてきて、自分の当選のことしか頭に無い国会議員)を仲間にしたからだと思う。誰が現職の国会議員を設立時のメンバーにしようなんて考えたんだろう。現実として、あの裏切り者集団が維新の会(政党として)の発足議員となってしまった。こんなある意味で汚れている人たちを第一期としてしまい、どうするつもりなのだろうか。結局は政党助成金だけが目当てだったのか、国会運営やその他のことが判らないので知っている人が居ないと不安だったのか、何をしていいのかも判らなかったのか。
いや、その手順やなにやらが明文化されていないのなら、明文化するようにもっていけばいいのであって、以心伝心や一子相伝のようなことはやめてもらいたい。もっと開放的にしてもらって、誰が政党を立ち上げても、誰が国会議員になろうとも、平等に意見を言えるようでなければならない。国会議員内にすでに既得権益があるのでは、社会の既得権益を廃するのは議員には無理というものだろう。これらを打ち破る政党が維新の会ではなかったのか。
ここまで来て、橋下氏は何のために国会に打ち出て行くのだろうかと思う。大阪地方構想をこれ以上進めることができなくなったのか、何が問題で国策を変えさせなければならないのか、どこを修正したいのか、何処を維持したいのか、総理大臣になりたいのか、何をしたいのだろうか。
そもそも大阪しか知らない人が道州制とか言っていたけど、本来の道州制が成り立つのは関東地方だけだと思う。他の地方は成り立たないだろう。九州地方が成り立つはずかない。お金や資産は一極集中しやすい。金利というもので金は増えるが、使う方は利率でなく、額である。一億円の元手で3%儲ければ300万円であり、夫婦2人が暮らしていける。一千万円なら3%で30万円であり、誰も暮らしていけない。使わずに貯金したとしよう。1億300万と一千30万円である。増加額の差は270万円であり、30万円の9倍の差がつくことになる。東京に資産があり、それに利息がつくのと大阪に資産があり、それに利息がつくのでは金額が違うという話だ。それを廻りの県にばらまいて、何がうれしいのだろうか。結局、東京都と国が拠出する補助金を貰わなければやっていけないのではないだろうか。
補助金システムを変えるというのなら理解できるが、それが道州制になるというのは理解できない。良くないこと、うまく動いていないことを指摘し、修正不能であれば、道州制をというのなら話がわかるが、何故道州制がうまくいくのかを説明していないのはいただけない。
しかも、選挙は来年の夏だ。民主党は官僚のいいなりだから、官僚は今の民主党なら、今のままが良いと考えている。解散させないように画策するに決まっている。それに踊らされているのは政治家だけだ。
現在の官僚制度の基本をつぶすのは簡単なことだと思う。給料を下げること。人数を減らすこと。法律を簡単にして、官僚以外でも認識できるようにすること。政府保証をしないこと。採用年齢を引き上げること(35才以上とする)。不正は厳罰にすること(一般人の3倍程度の科料と刑罰)。天下りできないように、職種と職場をローテーションさせること。外務省に入省しても、4年で総務省、4年で大蔵省、4年で外務省のように移動させる。永遠に続く。
管理職側になっても2年で省内での部署が代わり、4年で省を移動させる。
慣れる必要はない。それだけ忙しければ省毎に違う書類や手続きの仕方を統一することになり、全てのものが統一的なフォーマットになり、誰もが判りやすくなる。全ての市町村にも県の担当者が同様に移動していくようにして、統一フォーマットになることで、誰もが判りやすい書類とルールになる。移動が続けば不正はやりにくい。不正は次の担当者にばれてしまう。また全ての資料は基本的に10年後から公開されるものとし、10年後に調査が開始されるかもしれない。
移動を行うことで、全ての業務がマニュアル化され、10年後には開示されることを考えれば、まともな引継ぎが行われるだろう。これでわかりやすくなるのではないだろうか。
先進国なら、一子相伝的なことはやめて、一人の公務員の資料は国民みんなで共用すべきだろう。なぜなら、公務員のスポンサーは国民なのだから。
公務員をなんとかしないと、この国は変わらないのだから。政策とは公務員をどのように処遇するかだ。公務員がいなくなれば、代わりの誰かが出てくるものなのだ。それを今の公務員が邪魔しているだけなのだから。民間にも可能とするものがいっぱいあるはず。お金になるとかならないとかだけでは人は動くモノではない。
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