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2013年9月13日金曜日

地震学は地震予知学ではない?

http://www.jiji.com/jc/v4?id=20130911_earthquake_prediction0001

上田誠也東大名誉教授曰く、地震学者は現在の科学では余地は困難と言っているが、そもそも地震学は予知しようという学問ではなく、発生メカニズムとその影響を探るもの。つまり地震が起きた後の学問であるので、予知できるわけがない。予知にあたいするような事例がいくつかあるにも関わらず、国の予算がそれらに付けられないため、予知(電波、電気、磁気、地下水)を研究する者が増えない。だから、今の予算を少しでもいいから予知に廻して欲しいといっている。

予算が無ければ何もできないのだろうか。寄付の受付はできないのだろうか。国から予算を貰おうとしないで、寄付を募ったらどうだろう。その寄付を募る手助けをするNGOはいないのかな。NGOと大学が協力して資金を集めて、そして、予知を行うというのはどうだろうか。

今時のデータ収集方法としてテレメトリングが可能だと思う。ほぼ全ての家庭にインターネットが繋がり、そこからであれば日本のどのサーバーへでもデータを送ることができるのである。寄付を募り、機材を購入し、ボランティアを募り、テレメーターを自宅に設置してもらう。これだけでも十分なデータが集まると思うがどうだろうか。

この偉い教授のように国から資金が廻らないと何もできないなんて言っているようでは何もできないだろうし、国から廻ってきた資金には紐がついていて、機材メーカー選定に口を出されるのがオチである。それに、設置場所についても紐つきになるだろう。それらは今の地震ムラを構築した輩と同じである。結局はそのムラの一員になって、予算獲得のための発表データの作成(捏造)に奔走することになるだろう。

大学を超えて学際でプロジェクトを起こしていけばいいんじゃないかな。

この偉い教授は東大としてやりたいのかな。東大は官僚に知り合いが多いし、国家プロジェクトとして認可されると名誉なのかな。名誉のためなのか、予知で人命を救いたいのか。

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