http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130903/wlf13090315170014-n4.htm
『はだしのゲン』が問題ではないと思う。歴史であろうが、なんであろうが、閲覧させないというのは如何なものか。表現の自由があるべきだ。
旧日本軍の行為がどうであれ、それを正しく描いているかどうかなどほとんど問題ではない。このサンケイの記事のような事を言うからおかしな事になっていくのだ。焦点が異なっている。まず、自虐的、左傾病という自分の意見に従わないものをペンの力で非難するという行為に問題があることに気づかないのだろうか。次に、左も右も自虐もそれらをひっくるめて日本人としようとは思わないのだろうか。いろいろな人がいるから日本であり、これからの世代を担っていく若者がいろいろな人を理解しなくてはならないのではないだろうか。単一の知識で縛られた若者がいろいろな常識を持つ人々を理解できるようになるだろうか。このサンケイの編集委員のような頭の固い人がこれからの時代に通用するだろうか。
そもそも、閲覧制限をするのであれば、どのような内容が閲覧制限にあたるかをもっと深く広く考察してみるべきだろう。子供は成長するので、年齢に応じた制限があってもよいだろう。そのあたりから考えるのはどうだろうか。また、書いた人の背景とその時代背景があるためにそのような記述があるのかもしれない。それを理解するのも学習の一環である。右向け右で何も考えずに右を向くような人間を増やすことが教育ではないだろう。またそのような人間は既に大勢いるのだから、それを増やしてどうするのか。その必要性があるのは軍人だけだ。軍人を増やしたいのか。それぞれがそれぞれで考えられるという力を持ち、そのような環境を用意してくれた日本に感謝しながら生きていく方が大切だとは思わないのだろうか。幸せに暮らすために、ルールを守り、喧嘩をなるべくしないで生きていく。時代遅れとなったルールもそれなりに見直していく。外国と戦わなければならないと考えている人々はこれからは少なくなるのではないだろうか。TTPにしろ、国際条約にしろ、第二国語にしろ外国との垣根がどんどん低くなっていく今、太平洋戦争の亡霊に悩まされるのはやめた方が良いのではないだろうか。
このような記事を書く人がいなくなり、平和を追求してきたことを誇りに思い、それを各国に知らしめることで国連の敵国条項をなくして、副常任理事国程度にはいれるようにすべきだろう。武器がなければダメというのはアメリカの考えに過ぎない。本当に戦争はやめようと真剣に世界にアピールすべきだ。
そうでなければ、また戦争をすることになるだろう。人口増加に堪えられなくなった時点で人口を減らすための戦争が始まるのは間違いない。人口が減っても自給率の低い日本は『はだしのゲン』どころではなくなる。そして、もし日本が世界征服をしたとしても、日本人だけで統治することは無理だろう。この編集委員のような人がいるかぎり反日運動が起きて統治できなくなるだろうから。それでも戦争をしたいのだろうか。
尖閣諸島は今の武力でも守れると思う。いや、本格的に中国と戦ったら日本は負けるでしょう。人数が違うから。しかも今の中国は国内から反対するという自浄能力が全くないから。
国連軍に依頼するのだろうが、中国も国連軍なんだな、これが。誰と戦争するのか、誰が正義なのか。 つまり、誰も正義ではなく、自国の国益のために働くというものなのだろうか。そろそろ自国の国益が自国の儲けと同じという考えはやめた方がいいと思う。それが戦争を起こす元なのだから。尖閣に何の価値があるのか、本当のところはなんなのだろうか。
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