今回のようなAI利用による失態は、また確実に起きるだろうと彼は言う。以前にも、AIの“不完全性”が広く知られるようになった大きな失敗はいくつもある。例えば、2015年7月に『Google フォト』が独自のAIソフトウェアを使用して写真へのタグ付けを自動化したときに、アフリカ系アメリカ人のカップルを「ゴリラ」と認識したのは忘れられない出来事だ。
状況を変えたいのであれば、必要なのはAIテクノロジーを責めるだけではなく、わたしたち人間自身が変わる努力をすべきだと、モーテンセン氏は指摘する。「人工知能はわたしたち人間の鏡に過ぎません。テクノロジーが変化するよう望むのであれば、(その方法は)わたしたちが善良な人間になることです」
http://wired.jp/2016/03/30/microsofts-teen-ai-turned-into-such-a-jerk/ から抜粋悪人化したTayを望むのであれば、今回のようにAIには悪いことを覚えさせれば良いということらしい。
そもそも、現在のAIテクノロジーは私たちが普通に考える人工知能からはほど遠い代物だということだ。
今のテクノロジーでいう所のAIは、単に膨大なデータを使って、平均値を求めるだけの”物真似”に過ぎないのだと。
AIの会話は過去に誰かが何処かで会話した内容をリピートしているだけだということだ。所詮は人工物である。
『人工知能はわたしたち人間の鏡に過ぎません。』 って、人工知能じゃないでしょ。そんなんなら、要らないよ。
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