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2016年4月3日日曜日

Windows10 タブレットを購入 

先日、Windows10 タブレットを検討するため、試しに購入してみた。

中華PAD ONDA V891 8.9インチ 14000円(別のサイトで12500円で売っていた)

・インプレッション
 今まで7インチを使っていたので、ちょっと重いかな。厚いかな。
 中華を日本語化しているので、なんとなくおかしいような気がしたけど、
 WindowsのUpdateで完全に日本語化された。音声認識も日本語になった。
 思ったよりサクサク動く。なんと、Windows7用のプログラム(デスクトップ版)
 が動く(若干問題はあるのだが)

 ネットは兎に角、誇張しすぎ、色々書いているのを見ると、大した事でも
 無いことを誇張して何でもできるような風に書いてある。しかも、こうすれ
 ば解決みたいなことが書いてあるが、そうしなくても解決して欲しいなと
 思うような事。つまり、こっちの手間がかかる方法でしか解決できないの
 をこれも出来るみたいに書いてあると言うこと。MSから貰っているのだろう
 が、逆にこうした方が良いというような記事にすればWindowsを修正して
 くれるかもしれないのに、ライター側の問題かな。

 自分仕様にカスタマイズと書いてある記事でも、カスタマイズにはほど遠い
 単に機能選択できるだけという、、、カスタマイズというほどのものでもない
 だろうと。

 ジェスチャー、アプリの閉じ方だけど、上から下までスワイプらしいが、縦長
 で使っているときにそれはないだろうと。5インチまでだよね。そのジェスチャー。

 IMEも釦が小さい。ペンで操作するような感じ。もっとおおざっぱなタップでも
 受け付けて欲しいですね。ピクチャーパスワードのタッチ3点登録は自分でも
 解除できないですよね。線にしないと解除できません。

 遅いと感じるのはハードの問題だから仕方ない。

 タイルはいただけない。アイコンを並べている方が便利。タイルは隣との離れ
 がないので、タッチする的があやふやになりやすく、端をたっぷすると別の
 アプリが起動してしまう。目先の目標を考えるとアイコンの方が優れている
 だろう。真ん中をタップすればいいじゃないかというのがMSの言い分だろう
 が、そこがMSと他社との違いだと思う。お前がやれよという考えがMS側に
 あると思う。使いやすくしようというのではなく、これを使うのならお前が慣れろ
 という発想があちこちにちりばめられている。
  MS-DOSはUNIXのパクリ、WindowsはMacのパクリ、パクリをやめようという
 努力は認めるが、タイルを考えた人はWindowsを使わないで眺める人だろう。

 WPFというWindowsのXMLのパクリでXAMLという物が有り、デザインと
 コード開発を分業できるという、、、、、、そもそも分業したいと言い出した人
 は誰だろう。タブレットを開発する者で、画面と動作を分業したいと思って
 いる人がいるだろうか。それが使いやすいアプリになるだろうか。
 分業すればするほど使いにくい物になるのは自明である。意志の統一は
 難しいから。分業する度に思想が増えていくことになる。MSのように鶴の
 一声で決める体質の会社は別として、普通の会社は分業すると意志が
 統一できなくなる。家電製品を作るような工場での大量に同じものを作る
 のとソフトウェアは違うのである。同じものをたくさん作るのは単にコピー
 すればいいだけなので、大量と品質は関連しないのだ。
 これも、アプリが少ない原因だろう。

 Windowsストアにはアプリが少ない。アンドロイドで使える機能がストア
 には無いものが多い。出荷数の少ないタブレットやフォンで使うアプリが
 少ないのは仕方ないが、出荷数と比例してしまうので、売れない方向に
 加速度がついて、ますます売れなくなるというのが現状のようだ。
 MSが発表しているのは新規PCで出荷した台数(アクティベーション
 レベルと言っているが)で、日本ではここ数ヶ月でWindows7に移行した
 会社多い。10はその先だろう。無料だと言っても会社で10に移行する
 ことは簡単ではないだろう。

 デスクトップアプリが動作するのはいいのだけれども、タッチだけで動作
 する訳ではない。マウスとキーボードが付いていれば動作するのである。
  まず、デスクトップアプリに長押し検出をしている箇所があるとダメである。
 タッチ入力の長押しはマウスの右クリックをシミュレートしてしまうので、マウス
 の長押し(押しっぱなし)はシミュレートできないのである。これを救済する
 措置は見当たらない。プログラムでサポートするには結構大変な作業を
 強いられるので、私の場合は、諦めた。

ONDA製のタブレットについては、値段相応というより、値段を考えたらよく
作ってあるなということ。日本製なら考えられないくらいの機能だと思う。
まあ、耐久性の問題はこれから使っていくので、この価格で3年もったら
日本製を超える優良製品ということになるだろう。ONDAって中国だよね。
広州って書いてあるし、、、中国製でパッケージの記述を信じるというのも、
なんだかな。

この価格で持ちが良ければ業務で使えるようになるかもしれませんね。
写真のシールが剥がれると保証対象外なんてことを言っている程度の
ディーラー(メーカー?)だからね。

 

まあ、分解して壊して、メーカー保証を求める輩が多いんだろうけど。その対抗策がシールというのは、情けないです。

MSもWindows10を無料で配布しているのだから、日本のメーカー(既に作っていないと思うが)も頑張って欲しいなと感じた。中国ももうすぐ人件費が上がって作れなくなるのだろうけど。次はベトナム、カンボジア、ミャンマー、、、、、、アフリカは難しいかもしれない。政情不安な国が多すぎるので、安心して工場を作れない。やっぱり経済は安全の上に成り立つものだよね。なのに、経済のために戦争するなんてあり得ないでしょう。そう、戦地にならない事が大事なんだよね、戦争は。そうか、中国は日本と戦争すると不利なのは、戦地が中国になりやすいからか。中国は守るべき沿岸や守るべき土地が大きいから、そこを攻められると上陸というか基地を作られやすいということか。日本は小さいからこそ、守りやすいのかもしれない。そんな簡単ではないか。


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