福島の地下水による汚染水処理の困難さをもとに、現在の原発の地下に地下水が一定上流れている場合は500m離れた場所にトンネルを掘って80%以上の地下水を迂回させるか、再稼働しないかの選択をするべきだろう。
せめてもの福島で学んだ立地条件だと思う。地震で壊れるとか壊れないとか、そんなものは地震が来ないと判らない。実際は手抜き工事で壊れるかもしれないんだから。そんなどうしようもないことばかり検査しないで、実際にメルトダウンした際にどれだけ放射能汚染を防げるかどうかで稼働するかどうかを決めるべきだ。
壊れるかどうかは想定外では壊れるということを学んだんだから、壊れるかもしれないんだ。壊れるかもしれないのなら壊れたときにどれだけ汚染しないかということが問題なんだよね。今の検査は壊れないのを測ろうとしているでしょ。あまり意味はないでしょ。津波の高さが問題なのではなく、津波で全電源喪失する可能性が常にあるということ。全電源喪失した際に何をなすべきかを決めておくこと。こっちが大事です。
壊れないようにというのは昔のやり方で、99.99%安全ですというのと同じ。安全は確率ではないので人工物で安全なものなんか無いんだから、壊れる場合もあるということを理解すべきだろう。
また、跡地は何十年も何百年も放射能汚染されて使えなくなるということ、片付ければいいと言うだろうが、片付け先がないのだから今の位置のまま廃棄されるのは決まっている。各地の原発立地村の人達に言いたい、その原発はあと60年くらいで停止して、そのまま300年くらい残さないといけない。誰も近づけない、そんな建物を自分の村に残しておきたいのでしょうか。村は経済が行き詰まるので、新しい原発を誘致して、そのうち村全体が原発の敷地になってしまうでしょう。結局、その村は人が住めなくなります。それでもいいというのであれば誘致してください。しかし300年も放射能漏れを起こさないようにメンテナンスできるのでしょうか。その費用は結局は電気代から払うのでしょう。原発が安いって誰が言ってるのか、、、安いのではなくて将来へのつけ回しだよね。
0 件のコメント:
コメントを投稿