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2011年7月26日火曜日

あれ? いつの間に全廃になったのか。

細野豪志原発担当相は、2011年7月22日に行われた自由報道協会主催の会見で、来年4月にもスタートする原子力の規制機関の組織改編について、「原子力安全・保安院と原子力安全委員会の2つの機関があることで責任体制が若干不明確になっている」と現状の問題点をあげ、「(保安院と原子力安全委員の)統一化をしたら責任体制を明確にし、権限も強化する」と語った。組織のあり方としては「委員会的な要素を残してすべて公開で自由にものが言えるような専門家にいていただく」と開かれた組織とする考えを披露。「2つあることによる弊害を取り除いて、プラスになる部分は残すような組織改変を目指す」と意欲を語った。

 担当大臣が分かれていた原子力委員会と原子力安全委員会の2つを同時に所掌することになった点については、「今まさに一番大事なのは廃炉に向かってどういうビジョンを描くかだ」と直面する課題を示した上で、「短期的な安全の問題については原子力安全委員会の能力をフルに活かし、廃炉に向かってこの問題を解決するという意味では原子力委員会の力を活かし、両方の力を結集して問題解決に向けて努力する」と両組織に期待する役割を述べた。

 また、海江田万里経産相について「保安院といろいろ緊張関係を持ちながらがんばってやっておられるけれども、(海江田経産相は)組織のトップなのでこの組織を中から変えるというのは簡単なことではない」との見解を示し、一時会見などで「経産省自身の手で独立性を高めていく」と述べていた海江田経産相を牽制。「私の役割として、海江田大臣との違いとして、しっかりやっていきたい」と原子力の規制機関の組織の改編は細野原発担当自らの手で行うことを強調した。

http://getnews.jp/archives/131251 より

そうですね、、、、、え? 廃炉にするのは、福島原発の話なのか、原子力発電所全てのことなのか判らん。

原子炉を廃炉にする際の手順が決まってないから、それを決めようとしているのか。廃炉に向かってどうするかを決めるのと、組織の改編と何が関係するのだろう。実際、福島の原因究明は何もなされていない(単なる自然災害扱いになっている)のに、廃炉にするとか、安全でないとか、安全だとか、、、、

以下の項目を並行的に行う必要がある。

・原発事故の人的要素について(避難方法の是非、メルトダウンの予見、水素爆発の予見、外部電源喪失時間の予見など)の徹底調査。
・原発事故の被害状況調査。もっと計測して、拡散した放射能量を完全に把握する。どの地域にどれだけ拡散したかを調査計測して、詳細なマップを作ることと、植物動物の内部被曝についても調査する。将来の健康予測は行っても仕方ない。これは影響が出た時点で、東電が賠償するということを決めておくしかない。(日本に3/11~8/11に住んでいた人全員が対象)
・事故再発時の対処をマニュアル化。
・原発の自然災害に対するストレステスト(ストレステストは稼動条件ではない)
・核燃料リサイクルの実現性と危険性についての議論を深める。人間に絶対はない、原子炉破壊事故時に収拾できるのか。ナトリウムは制御可能なのか。(電源なしの状態で?)
・福島第一原発の閉鎖(低温冷却の継続と放射能遮断状態の継続)
・福島第一原発事故で拡散した放射能の集中廃棄場所の検討。

これらを一つの組織で行うのは無理がある。それぞれ一つか二つの項目を検討する組織にするべき。原子力安全委員会って、原発が安全なわけがない。原子力危険回避委員会という名前にすべき。原子力委員会って何をしてたのか判らないが原子力制御委員会という名前にして、原子力を人の手で制御するにはどうすべきかを話し合わせれば良い。

それぞれの会は最初の5分間は福島第一原発の1号機、3号機の水素爆発の映像を必ず見てから始めるべき。

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両委員会の委員に福島第一原発の事故を見て、何と何が原因だと思われるのかの回答を公開してから、委員を再任して欲しい。また、全ての会議は動画で録画、議事録開放ということで。(動画はその場では公開しない、要求に応じて公開する)

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