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2012年6月30日土曜日

オスブレイって

http://ja.wikipedia.org/wiki/V-22_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

http://mainichi.jp/select/news/20120630k0000e030121000c.html

ヘリコプターと飛行機の両方の機能を兼ね備えている飛行機。ちょっと気になるのは、一般のパイロットでヘリコプターのパイロットは飛行機を運転しないし、飛行機のパイロットはヘリコプターを運転しないのではないだろうか。非常に難しい運転になるような気がするが、それをコンピュータ制御で行っているとすれば、危険極まりないな。風邪が吹いたとか、雨が降ってきたとか、人間ならそれなりに訓練で対応できるようになることがコンピュータは想定外を許さないから。旅客機の自動パイロットでも車のオートクルーズでも、一定速度で巡航している時だけ可能なのであって、垂直離陸から水平移動に移るときにコンピュータに任せるなんてことは危険すぎる。しかし、これを人間にやらせるとオスプレイが落ちてしまうとするなら、飛行機の主翼をもっと大きくして、ローターが停止してもゆっくり落ちる機構が必要だろう。原発の最後の砦のようなものをこのオスプレイ開発者は用意しなかったのか。不思議な技術者だ。コンピュータシミュレーションだけで作るとこうなるんだろうな。近頃のトヨタの車と同じだね。

2012年6月29日金曜日

短期金利0%の時代

金利をいくら下げても景気は上がらない。物価の下落傾向が続く。給料が下がり、税金が増えると家のローンが破綻する。このまま10年続けば、ローン破綻があちこちで見られるようになるだろう。

景気が上がらないのは起業目的で借り入れる人や企業がほぼいなくなったのだと思う。つまり欲しい物が無くなったのだ。生活するために購入するものはあっても、高額だけど欲しいもの、昔は車や家電だったが、今の日本では誰でも持っている。家や土地のように右肩あがりで安定した投資対象だった不動産が下落する。借金までして物を買う必要がないのなら買わないということだ。

家電のエコ割引や車のエコ割引は単なる市場の早食いであり、バブルに過ぎない。割引が終わってから不景気が来るのだ。それを理解していた人だけが儲かる。今、店を構えて家電を売っている小売店は無くなるだろう。インターネットの方が早くて安い。設置も依頼できる。同じく修理にも来てくれる。何も心配はない。あるのは実物の色とか手触り、そんなものはインターネットでは実現できない。

色だけは指定できるようにすれば良いのではないだろうか。20色くらいから好きな色を選べるとか、基本はステンレスで取っての部分は色を選べる(カラープラスチック製)とかしてくれれば問題ないんじゃないかな。PCだって、黒とか青とか白とかでなく、黒ベースで蓋カバーだけは別の色が指定できるとか売っているとか。ひとそれぞれの色で個性が出せていいんじゃないかな。これからは、長年使うものは拘りを持って選択できるような製品が売れるのでは?   私的にもっと色は選択させてほしいと思っている。スマホ、ノートPC、マウス、HUB、LANケーブル、掛け時計、、、、PC用鞄。

まあね。

2012年6月28日木曜日

「霞が関と霞ケ浦」の勘違いか アノニマスのハッカー攻撃

http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012062801001077.html

だそうである。日本人でなければ霞ヶ関と霞ヶ浦の違いというか、霞ヶ関という意味が分かっていないだろうし。本当なのかこの記事?

霞ヶ関というドメインは無いはずだし、ドメインで攻撃してくるはずで、住所で攻撃しないだろう。アノニマスも一人じゃないから、集団の中でちょっと駄目な奴もいるだろうから。

2012年6月27日水曜日

結局自民党じゃね

北海道など整備新幹線3区間、28日に認可へ

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120627/bsd1206271212016-n1.htm

 

消費税法案が衆院を通ったら、いきなり整備新幹線の着工か。金がいくらあっても足りなくなるのは当たり前か。新幹線や道路を作ったら、作る費用だけでなく、整備費用が永遠にかかるのに、それを全ての通行料や運賃から廻すことになり、通行料や運賃が安くならない。それも首都圏の通行料、運賃が下がらなくなる。誰のメリットがあるのか。土建屋さんか。土建屋さんもこの整備新幹線が終わったら、次は何をつくるつもりなんだろう。日本国中に新幹線を作るつもりなのか。要らんだろう。

九州新幹線が鹿児島まで届いて、いったいどうなったか。熊本と鹿児島は博多に消費を奪われて、鹿児島や熊本に来る人は少なくなったはず。鹿児島や熊本の駅前の物価が上がり、固定資産税も上がり、喜んでいるのは役所と土建屋とJRと博多のような繁華街を持つ所だけ、田舎はデメリットの方が多い。長い目でみて欲しい。便利が景気をあげてくれるのではない。利益の先食いを起こすだけだ。ブームが去れば物価が高いままとなって、大きな不景気になるんだから。

沖縄が日本に返還されて、景気が悪い、失業率が高いと言われていて、沖縄海洋博をやったら、物価が東京並になって、海洋博の間は良かったが、終わったら誰もいないし、物価が高いままになってしまった。所謂バブル崩壊だ。

新幹線を引き回しても、各地が認める特産物がなければ、ちょっと有名な品物が外に持ち出され小さな売り上げ増が起きて、それ追加で作ろう、大量生産だとしたときに飽きられて終わりだ。そんなに珍しくて良いものなら、偽物が出回って終わりになる。ミニバブルの崩壊。それの繰り返しが新幹線の整備だ。良いことなど何もない。

新幹線を走らせることにより、夜行列車がなくなる。その日の朝早く新幹線で移動し、その日の夜遅く新幹線で帰る。高額で高速な移動手段が本当により良いかどうか。選択肢を残さないのは、それほどの旅客量が無いからだろう。新幹線を作ったら、どうしても新幹線に乗って貰わないと、減価償却ができないからね。誰のための新幹線なんだろうか。

=====

高速に移動して、顔を顔をつきあわさなくても、TV電話やTV会議、メッセンジャーを駆使すれば省エネでより良いものが作れるのではないだろうか。物理移動は必須なのだろうか。もっと大量な情報伝達を低価格で実現できないのだろうか。結局安易な映像の売買だけになっているのではないだろうか。

デスクトップPC用とスマホ用があると思う。デスクトップ用(PC用)はキーボードとマウスが必要なので、使い勝手が悪すぎる。外では使えない。文字入力は速く、細かい操作が可能だが、基本的には座った姿勢で机やテーブルがないと困難だ。スマホ用は文字入力が遅く細かい操作はできないが、物を指定したり、後ろを向いたり、対象物に近づいて撮影したりということが出来る。出来ないのは文字入力と同時に多数の情報を表示することだ。それぞれがそれぞれの有利な面を持ち合って融合して使える方が良い。PCで文字入力途中でも該当画面をスマホに切り替えながら両方で使えるようなものがあると便利なのではないだろうか。

2012年6月26日火曜日

事前防災、減災で100兆円か

公明党はこの100兆円で景気回復を目指すらしい。この原資は消費税しかないと思うが、100兆円の消費税を取っておいて、100兆円の投資を10年間でするには毎年10兆円、消費税を+5%しなければならない。そんなことをして、防災とか減災にお金を使って、景気が上がるのか?

どこから景気が上がっていくのか判らない。まして、誰も欲しがっていない防災にお金をかけても、それが継続するはずがない。継続しないものは景気に影響しても一時的で、その時点で儲けた者だけがトクをする。その後には何も残らないようなことになる。

この原資不明な100兆円の公共事業で景気が持ち直して、消費税を上げても税収が増えるという論理だということで。それなら自・公時代になぜやらなかったんだ?公明は2年前まで与党だったはず。2年前からやればよかったんじゃないのか。それとも嘘をついているのか。

今回の消費税増税で、民主は各党に妙な約束をしているようだが、財務省はそんなことは知らん、民主党の総理大臣が約束したことで財務省が保証したのではないと言うはず。それなのに、保証がとれたかのごとく、民主党政権が続くかのごとく、野田民主党との約束ということで消費税増税することにきめたようだ。次の選挙では民主党はいなくなるはず。なのに、誰と約束しているのだろうか、この公明党や自民党は。次の選挙で自民も公明も存在があると思いこんでいるようだが、大丈夫なのか。誰も既成政党には投票しないんじゃないのか。

結局官僚に押し切られて、言うがままになってるなら、政治家は要らないということだね。政治は官僚が行うこととして、民主主義はやめて、天皇統治の官僚帝国主義に逆戻りだね。これに財閥が絡んで、第二次大戦の前とおなじなんじゃないか。関東大震災の後、経済がどっちにも進まなくなって、財閥と軍部が結託して満州を作って、アメリカに文句を言われて戦争始めて、調子に乗ってたけど、物資がないことを忘れて、供給路を断たれて負けて、これを繰り返すつもりかな。ま、人口が減るからそれも一つの選択肢かもしれないけど。悲惨だな。不景気に耐えられない経済構造になっているからな。TPPが進めば進むほど外国の不景気をモロにうけるような体質になってしまうのに。それをも進めているからね。どうするつもりなの? TPPなんてやるもんじゃないよ。これからは鎖国だよ。鎖国して国内で消費サイクルを完成させて、一部を輸出、一部を輸入するように。トヨタが成功したとかいうけど、一時的な話で、あと50年もすればトヨタがいなければ良かったと思う時代がくるのではないだろうか。全世界で日本人だけが豊かな暮らしを続けられるはずがない。それは過去のヨーロッパでスペイン、イギリスと景気を支える国が移っていき、今はドイツだけ。アメリカは開発されていない土地がたくさんあった、今も土地はいっぱいある。これで景気が良かった。だんだんと開発する場所がなくなってきて、人も増えすぎた。だからアメリカは終わり。次は中国、でも既に人がいっぱい。これから大量消費を行うようになるので、この消費に耐えられるだけの農産物と工業製品が売れる。但しこれも中国の人口密度の問題で、一定以上になると国が持たない。はみ出すことになる。そこいらで戦争を行うか、移民を行うかしかない。残るはアフリカだが、今は人が増えて戦争中だ。ここに移民するのも大変だ。あとはブラジル。密林を切り開いてしまうと森林が消えてしまうので、地球環境に悪い。でもそんなことは言ってられない。。。。。100年後であって欲しい。その頃ならもう少し科学が進んでいて火星にでも移民ができるようになっているかもしれない。日本も今から100年後のことを考えて火星に移民する計画でも立てたらどうなんだろう。

話がそれすぎたかな。いや、消費税を100年続けて、景気対策は宇宙開発、火星移民にしたらどうだろう。10年もたないかな。

2012年6月24日日曜日

バッテリー


バッテリーを上げちゃた。

前回の車検で指摘されていたのだか。結局交換する事になった。スモールつけっぱ。しかたないね 。

近所のイエローハットで二万円だ。高いね。


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スーパータンカー


CG 多い

大根度 強

SF度 バカ

脚本原作 3流

金 安い

コンピューター バカレベル

ストーリー展開 無謀

寸評

元恋人同士に見えない科学者。中国人のアメリカ万歳は人種差別。反物質と放射能は関係ない。床下から出て来れるような格納方法はおかしい。反物質を深海に埋めると封印可能なら、戦略核兵器でも可能では。コンピューターにたくさんキーインして操作しているがそんな事は出来ない。元恋人同士のシーンになると、女がヒステリックに興奮気味になる。最初と最後のタンカーサイズが違うのはイヤだ。報道官が笑顔で握手しながら、口では脅していたが、テレビの見過ぎだと思う。あまりにも定型化された会話、ストーリー展開の強引さ。全く面白くない。

星なし。



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2012年6月21日木曜日

やっぱり原子力は軍事がらみか

http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062100454

原子力規制委員会設置法の目的に「わが国の安全保障に資する」との文言が盛り込まれたことについて、軍事利用はしないという事を言ったとしても、それは言っただけ、書いてあることが優先するので、結局は軍事がらみに資するということを名言しているも同じこと。これでアメリカと中国はどう考えるのかな。

原子力基本法にも同じ文言が追加されたらしいので、原子力は安全保障につながるということになるが、それを民間企業の電力会社が握っていること自体がおかしなことではないだろうか。すぐにでも原発を国有化すべきじゃないのかな。

負けるな日本、世界征服だ!(それは違うぞ)

Windows phone 8

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120621_541562.html

機能満載で、のろのろ動いたら誰も使わないようになるけど。

それに、電池が24時間持たないなら、買っても捨てちゃうぞ。

Windows8と同じものが動くのなら、Windows8は要らないよね。携帯電話にキーボードとマウスと液晶ディスプレイを挿して、充電しながらデスクトップになるのかな?無理だよね。

2012年6月20日水曜日

原子力規制庁か


こんな組織は要らん。だって、原発はもう作らないし、運転も最低限。規制もなにも使わないなら関係ない。

規制庁を作るなら、原発やめないって言う宣言したようなものだね。


Location :

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風速30メートル



家の裏側の木が折れた。昨日の夜、ポキッと音がしていたが、雨風が強くて外を確認できなかった。

家に当たらなくて良かった。日当たりも良くなって、今年の夏は暑いぞ!

凄まじい台風の力。



Location : 日本,
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2012年6月19日火曜日

102sh 大容量電池

昨日から一日一回の充電で大丈夫になった。当たり前か。寝てる間に充電して、次の日の寝るときには40%以上残っている。これで少しは安心できる。やっと携帯電話としての役目が果たせるのではないだろうか。もう電話を受ける前に電池切れを心配して、残量確認をしなくてすむ。合掌。

MicrosoftがSurfaceを発表!

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/094/94216/

売れるかな? 私なら買わないと思う。Windowsは基本的にキーボードとマウスで操作するOSなのだ。Windows8になっても同じだろう。指で操作するようなデスクトップ機は要らない。文書が早く打てないじゃないか。エクセルで計算表を作れないじゃないか。プログラムのキーインが手間取るだけじゃないのか。ブレークポイントを指タッチでやっていては日が暮れる。

でも、Microsoftはデスクトップから抜け出して、タブレットを作り始めたらしい。新しいWindowsCE(phone版)のハードを作るメーカーがあらわれないので、自分でWindows8で作り始めるらしい。googleはAndroidOSだけでハードメーカーは次々と現れるのと大違いだね。MSは危機感を強くしているようだね。

それはそれとして、Surfaceのカタログ評価でもしようかな。

Surface for Windows RT 厚さ9.3ミリ 重さ676グラム 10.6インチHD、32GBか64GB。Windowsにしては容量が小さいような気がするが。データは全てクラウドに置いておくということかな。Windowsは今までは自分のハードディスクに入れておいたので、クラウドをそんなに使わなくても大丈夫だった。つまり、共有しなくてもいいデータは自分のディスクに入っていたということ。電波の届かないところ(地下など)でも、ジャングル(電波自体がない)でも、電池さえあれば、仕事になっていた。(近頃はネットで調べながらの仕事が多いかも)それでもネット不要の人も多いはず。なのにネット必須のWindowsが何処まで受け入れられるのだろうか。私は次もWindowsのノートにしたいと思っている。タブレットはアンドロイドで良いと思う。スマホも。スマホやタブレットは指操作だ。ペンを持つのはCE機で一度失敗しているはずなのに、なぜ、また、ペンタブレットなんてことを始めたんだろう。ペンでのユーザインタフェースはマウスより不便、指より不便で中間をとった形。指をメインにしているのなら、細かい処理にはペンが良いだろう。マウスをメインにしている人はペンは使いにくくて困る。まだLenovoの赤いスティックの方が便利だろう。

本体にキックスタンドを付けたのは間違いだ。あればオプションカバーとしてつけるべきで、本体にカバーを付けることができなくなる。やはりMSは判っていない。

液晶カバーは邪魔である。パッドを使う人はカバーなんぞしない。鞄に入れて持ち歩く人はガードのために使うかもしれないが、、、持ち歩いて人前でこんなものを出すだろうか。会議のメモをとるのにこんなものを広げるだろうか。ノートPCの代わりにはならない。キーボードが貧弱すぎる。外付けUSBのキーボードとマウスと一緒にこれを持ち歩くのなら、こんなパッドでなく、ノートPCの方が便利だ。

防水ではなさそうだ。

実際にキーが付いているイーボードもあるようだ(カバーの代わり)

MSが成功したハードウェアはXboxだそうで、ハードとソフトを同時に設計することの重要性を説いているようだが、Xboxは成功はしていないと思う。あれが成功したというのなら、何でも成功したと言えるのではないだろうか。Windowsブランド、Microsoftブランドで売れたのがXboxではないのか。ゲーム機として本当に売れたのだろうか。単なる1選択肢にすぎなかったのではないだろうか。

Windows8に最適なハードウェアがタブレットだとすると、デスクトップはWindows7で終わりということなのか。それならそれで、Windows7をずっと残していって欲しいものだ。もう無意味なUI変更だけのバージョンアップはしないということを願いたい。

ところで、SurfaceにMSOfficeをバンドルするらしいが、タブレットで文書を書く人はいないだろう。書いている最中にパタンと閉じることができない。隠すということができないのだ。裏返しにするなんてことが出来るかな?なんか違うんじゃないのかな。ノートPCだって、進化して現在に至っている。あまり安易に使用形態を考えない方がいいんじゃないかな。特にセンスのないMSの社員では難しいのではないだろうか。

キーボードとパッドはマグネット接続だということ。横からパッドだけを取り上げられる可能性があり、ノートPCならキーボードを押さえれば取られないが、パッドはそれだけを取り去ることができる。図書館なら後ろを向いている間に盗まれる可能性があるということだ。パッドはパッドを握りながら操作するのが前提なのだが、キックスタンドなんていうバカなものをつけたせいで、その利点を捨ててしまった。自立させてはいけないのだよ。

プログラムはiPhoneが一番多いらしいが、iPhone系のアプリは画面サイズを変更すると操作の感じが異なってくる。Android系はソースも公開されているものが多いので、簡単に雑なアプリをたくさん作れる。本来はMSが目指していたような位置にAndroidがあることになる。

MSはここ2年間の遅れ(ハードもソフトも)を取り返すことは出来ないだろう。WindowsCEからの脱却ができなかったせいだ。Win32APIを使えることに問題があったのだろうか。私はこう思う。CEのタッチパネルは間違っていた。タッチパネルを付けるなら、今のノートPCの様に右クリックと左クリックのボタンを用意すれば良かったんだ。側面に付ける火前面かは別として、ボタンを押しながらクリック、ボタンをおしたままドラッグということにすれば良かった。長押しとかダブルタップとか無茶なインタフェースを考えたからこんなになってしまったんだ。一時期はCE機で指操作のインタフェースを考えたこともあるのだが、メニューの文字が大きくならない=メニューを自分で作ることになる。スクロールバーの幅を自由に変更できない=触れないってば。そんなつまらないところを変更できるようにしてくれれば、面白いアプリが増えたかもしれない。MSはかたくなにペン(スタイラス)操作にこだわっていたからね。今回も自立するキックスタンドにこだわっちゃったんだね。また失敗か。Surfaceよ成仏してくれ。

ps)そもそも、この時期でAndroidにも勝てないような仕様の後追い機を出すなんて、、目新しい内容がないような気がする。まさかキックスタンド付きって事?。そんなわけないよね。誰も注目していないからキックスタンド付きの中華パッドが出ないのが証拠で、それは流行らないってこと。Padも偽物が出て初めて一流だよね。このSurface、に偽物がでるとは思えないな。だって、私は買いたくないもの。これならGalaxyNoteを買う。

ps2)大体、こんな小さな画面で映画とか見ないって、画面をHDにする必要あったの?。YouTubeだって今は大画面テレビで見れるんだからね。

ps3)電池はもつのかな? Windowsは画面描画とバックグランドのプログラムが動き続けるのとでノートPCの電池も持たないのに、、、ノートPCと違うのはハードディスクがないだけだろう。液晶のバックライトで電池はすぐになくなるよね。だって暗い状態でワープロなんて打ちたくないし。

やっぱりなんか間違っているようだね。Windowsはデスクトップクライアントだけになるんじゃないかな。

そうそう、MSの初期、MS-DOSはUNIXのパクリで、その後のWindowsはMacのパクリ、そのままパクリ続けて独自性が出せずに、iPhoneが出て、別の発想からAndroidが出て、その二つをパクリ=>Windows8。MSはデスクトップを究極として作り続ければいいのであって、少々のパッドへの流出は我慢すればいいのに。

2012年6月18日月曜日

メルトダウンを防げなかった本当の理由 ──福島第一原子力発電所事故の核心

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20111215/202630/?P=1

やっぱり福島の原因はこれが正論だと思う。

 福島第一原子力発電所事故の本質を探るという目的でFUKUSHIMAプロジェクト( http://f-pj.org/ )を立ち上げたのは、2011年4月のことだった。賛同者から寄付金を募り、それを資金に事故の検証を進め、その結果を書籍というかたちで公表するという枠組みである。この活動の一環として、5月には、日経エレクトロニクス5月16日号で『福島原発事故の本質 「技術経営のミス」は、なぜ起きた』と題する論文を発表し、そのダイジェスト版ともいえる記事を日経ビジネスオンラインで公開した。

 ここで私が主張したのは、電源喪失後も一定時間は原子炉が「制御可能」な状況にあったこと、その時間内に海水注入の決断を下していれば引き続き原子炉は制御可能な状態に置かれ、今回のような大惨事は回避できた可能性が高いことである。つまり、事故の本質は、天災によって原子力発電所がダメージを受けてしまったという「技術の問題」ではなく、現場の対応に不備があったという「従業員の問題」でもなく、海水注入という決断を下さなかった「技術経営の問題」だったと結論したわけだ。その責任の所在を突き詰めるとすれば、東京電力の経営者ということになる。

 そのことを主張した論文と記事が公開された直後、不可解なことが起きた。東京電力が「津波に襲われた直後には、すでにメルトダウンを起こしていた」との「仮説」を唐突に発表したのである。もしこれが本当だとすれば、事故の原因は「地震と津波」に帰されることになる。その天災に耐えられない安全基準を定めたものに責任があったとしても、その忠実な履行者であれば東京電力が責任を問われることはないだろう。

 これは、東電にとって都合の良いシナリオである。マスメディアは、このことに気付き、その「仮説」の妥当性について厳しい検証を加えるであろうと期待した。ところが実際には、ほとんどメディアは東電シナリオをそのまま受け入れ、むしろ「仮説」を「事実」として一般の人達に認識させるという役割を果たしてしまった。そのころメディアは、メルトダウンという表現を避けてきた東電に対して「事故を軽微にみせようとしている」という疑いの目を向けていた。そこへこの発表である。多くのメディアがそれを「ついに隠しきれなくなって、本当のことを言い始めた」結果と解釈してしまったことは、想像に難くない。

そして制御不能に
 改めて、事故について振り返ってみたい。

 2011年3月12日、東電が経営する原子力発電所(原発)の一つ、福島第一原発の1号機では15時36分に水素爆発が起き、19時04分に「海水注入」が始まっていた。

 しかし2号機とプルサーマル炉の3号機は、全交流電源を喪失したにもかかわらず「隔離時冷却系」(RCIC)注1)が稼働しており、「制御可能」な状態(原子炉の燃料棒がすべて水に浸った状態)にあった。この段階でこの日の夜、東電の経営者注2)が経営者として「2号機と3号機に海水を注入する」との意思決定を下していたら、この2つの原子炉がアンコントローラブル(制御不能)になることはなかったはずだ。

注1)Reactor Core Isolation Cooling system。正確には「原子炉隔離時冷却系」という。

注2)実際に経営に携わっていた取締役(社外取締役を除く)および執行役員のこと。当時の東電の場合、代表取締役の清水正孝社長(当時)と勝俣恒久会長、および取締役の武藤栄副社長(原子力・立地本部長)(当時)。清水は「文系」なので「物理限界」を判断する能力がなかったと主張する意見もある。しかしすべての技術企業の最高経営責任者は、当然ながら自社のもつ技術の「物理限界」を知悉し意思決定する「技術経営」の根本能力(コンピタンス)を持っていなければならない。

 ところが実際には、その日の夜、「海水注入」の決定はなされなかった。そして、翌日日曜日の5時までに3号機は「制御不能」の状態(原子炉の燃料棒の一部が水に浸っておらずそこが空焚きになる状態)に陥ったのである。炉心溶融が起きてしまい、そのあとの8時41分にベントを開いたので高濃度の放射性セシウムやヨウ素などが撒き散らされて、福島第一原発の30キロ圏内と福島県飯舘村などから10万人以上の人々が故郷を追われた注3)。12日の夜までにベントを開放していれば、3号機からの放射線被害は防げたはずなのに。

注3)1号機のベント開放によっても、同様に放射性セシウムやヨウ素などが飛散した。しかしエネルギー出力比から推測すると、3号機のベント開放による放射能飛散量は、1号機の約1・7倍だったと考えられる。

 結局、3号機で「海水注入」がなされたのは、翌日日曜日の9時25分であった。遅きに失したといえるだろう。

 しかし、その時点でも、2号機はまだ「制御可能」の状態にあった。にもかかわらず、東電の経営者は2号機に「海水注入」するとの意思決定をしなかった。翌々日の14日月曜日13時22分、2号機の「隔離時冷却系」(RCIC)が機能を停止する。そして、当然のごとく2号機は17時ころ「制御不能」の次元に陥って空焚きになった。それでも「海水注入」はされない。2号機に「海水注入」がなされたのは、19時54分のことだった。

謎解きの発端
 原発事故が起きてから、マスメディアは一貫して、原子力という技術そのものを非難した。

 「原子力で出てくる放射性廃棄物が放射能を失うのは数万年かかる。自分で出した排泄物を処理できない技術は実用に供するべきではない」

 「地震大国の日本に54基もの原子炉をつくったのがまちがいだ」

 「平安時代前期(869年)に貞観地震と呼ばれる大地震が来て、今回とほぼ同じ規模の津波が同じ場所を襲ったのだから、想定外ではなかったはずだ」

 どれもその通りである。ただ、その正論の陰に何か重大なことがかくれていた。

 なぜ、かくれおおせたか。

 これらの報道の根底には一貫して暗黙の前提があったからであろう。それは「津波の到来で全交流電源が喪失して、ただちに3機の原子炉は『制御不能』になった」という前提である。

 しかし、この前提が本当に正しいという証明は、いまだにされていない。あくまで「仮説」なのである。さらに東電は、さまざまな場面で「津波は想定外だった」と繰り返した。しかし、原子炉の設計エンジニアにとってもそれは「想定外」のことだったかどうか、そこは疑問だ。

 筆者は、多くのエンジニアの方と接し、本来、彼らは「想定外」を嫌う人々なのではないかとの思いを抱き続けてきた。「原子炉は絶対に安全だから、その安全を疑ってはならない」という会社の方針自体は「非科学的」である。そうであれば、あればこそ「想定外」のことが起きてもきちんと作動する「最後の砦」を設けなければならない。エンジニアであれば、そう考えるのが当然なのではないかと考えたのである。

「最後の砦」は存在した
 その想像が当たっていたことを知ったのは、3月29日のことだった。「最後の砦」が実はすべての原子炉に設置されていたのである。それは、たとえ全交流電源が喪失したとしても、無電源(または直流電源)で稼働しつづけて炉心を冷やす装置であって、1号機では「非常用復水器」(IC)注4)、2~3号機では前述のように「隔離時冷却系」(RCIC)という。「非常用復水器」の進化形だ。

注4)Isolation Condenser。正確には「隔離時復水器」という。

 前者の「非常用復水器」(IC)は、電源なしで約8時間、炉心を冷やし続けるよう設計されていた。後者の「隔離時冷却系」(RCIC)は、直流電源で炉心を20時間以上冷やし続ける。

 「最後の砦」があれば、地震後にこれらが自動起動したか、運転員が手動で稼働させるのは当然である。それをしなければ、原子炉は「制御不能」になるのは自明のことだからである。そして、「最後の砦」が働いて原子炉を「制御可能」に保っている間に、なるべく早く対策を講じなければならない。冷やし続けられなくなれば、原子炉は「生死の境界」注5)を越えて熱暴走し、「制御不能」になってしまう。

注5)「制御可能」(原子炉の炉心がすべて水に浸った状態)と「制御不能」(原子炉の炉心の一部が水に浸っていずそこが空焚きになる状態)の境界。「最後の砦」が止まってからその境界に至るまでおよそ4時間の猶予がある。いったん原子炉が「制御不能」の次元に陥れば、「制御可能」に引き戻すことは「人知」ではできない。その境界の内側(「生」の側)を「物理限界の内側」、外側(「死」の側)を「物理限界の外側」と呼ぶことにする。

 ただ、地震で外部からの電源がすべて絶たれた状況では、その復旧が数時間でなされるということに大きな期待を抱くわけにはいかない。現実的には、敷地のタンク内にある淡水をまず使って冷やし、同時に「海水注入」の準備をし、淡水がなくなる前に海水に切り替えるしかないだろう。

 簡単な理屈である。けれども、それは実行されなかった。なぜなのか。

2つの可能性があると思う。
 1つ。「最後の砦」は結局のところ動かなかった注6)。あるいは動いている最中にどこかに穴が開いて水が抜けてしまい、努力むなしく原子炉は暴走した。

注6)1号機の非常用復水器については、2系統のうち1系統はほとんど動いていず、もう1系統も断続的に停止していたことが後に分かった。

 もう1つ。東電の経営者が意図的に「海水注入」を避けようとした。理由はある。海水を入れれば、その原子炉は廃炉となり、経済的に大きな損失を被ることになるのだ。

 「原発を終わらせる」1)で、田中三彦は「1号機においては、地震発生直後に、なにがしかの原子炉系配管で小規模ないし中規模の冷却材喪失事故が起きた可能性がきわめて高い」と結論していて、「技術自体の欠陥」により地震直後から冷却水が漏れぬけたのではないかと推測している。これらが疑いなく証明されるならば、第1の可能性が正しいということになる。

参考資料
1)石橋克彦編「原発を終わらせる」 (岩波新書2011年7月21日, ISBN 978-4004313151)

 筆者は、どちらの可能性が真実かを見るために、事故後の公開データ2)3)4)を調べ上げ、原子炉の水位と原子炉内の圧力との経時変化をプロットしてみた。その結果、1号機の「非常用復水器」については設計通り8時間のあいだ稼働していたこと、3号機の「隔離時冷却系」については20時間以上のあいだ稼働していたこと、さらに2号機の「隔離時冷却系」については70時間のあいだ稼働していたことを確信した。

参考資料
2)緊急災害対策本部, 原子力災害対策本部「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震について」(2011年3月15日)
http://www.kantei.go.jp/jp/kikikanri/jisin/20110311miyagi/201103151700.pdf

3)原子力災害対策本部「平成23年(2011年)福島第一・第二原子力発電所事故(東日本大震災)について」(2011年4月12日)
http://www.kantei.go.jp/saigai/pdf/201104121700genpatsu.pdf

4)原子力安全・保安院,原子力安全基盤機構「2011年東北地方太平洋沖地震と原子力発電所に対する地震の被害」(2011年4月4日)
日本語版:http://www.nisa.meti.go.jp/oshirase/2011/files/230411-1-3.pdf
英語版:http://www.nisa.meti.go.jp/english/files/en20110406-1-1.pdf

 先に紹介した日経エレクトロニクス5)と日経ビジネスオンライン6)で発表した記事で、そのことを主張している。記事の公開日は5月13日金曜日。繰り返しになるが、その主張は第2の可能性を支持するもので、要点は以下の通りだ。

 3つの原子炉とも「最後の砦」は動いて原子炉の炉心を冷やし続けた。ところが、原子炉が「制御可能」であったときに「海水注入」の意思決定はなされなかった。よって東電の経営者の「技術経営」に、重大な注意義務違反が認められる。

参考資料
5)山口栄一「福島原発事故の本質-「制御可能」と「制御不能」の違いをなぜ理解できなかったのか-」, 日経エレクトロニクス 2011/05/16号 pp. 82-89
6)山口栄一「見逃されている原発事故の本質―東電は「制御可能」と「制御不能」の違いをなぜ理解できなかったのか」 (日経ビジネスオンライン 2011/05/13)


5月15日の豹変
 この記事公開を受け、驚くべき反応が二つあった。一つは、先に述べた東電の発表である。記事が公開された2日後の5月15日日曜日、東電は、緊急記者発表7)を行なった。あらましは、次の通りである。

 1号機について、運転員が計測した原子炉水位データはまちがっていて、実際には原子炉水位は維持できていなかった。しかも、11日15時30分ころの津波到着以降、非常用復水器系の機能は一部喪失していた。

 常用復水器の機能が完全に喪失していたと仮定して解析したところ、原子炉の水位は、1日18時に燃料棒の頭頂部に到達し、19時半ころに燃料棒の底部に到達して空焚きになったとの結論を得た。また炉心溶融は11日19時半には始まったとの結論も得た。

参考資料
7)東京電力「東京電力 福島第一原子力発電所1号機の炉心状態について」(2011年5月15日)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110515k.pdf

 それは、別に「反応」ではなかったのかもしれない。記事公開とはまったく無関係に、たまたまその3日後に記者発表会を開いただけ、という可能性は大いにある。

 そうだとしても、異様な記者発表だった。

 運転員が計測した原子炉水位データがなぜまちがっていたのか。それについては何も述べられなかった。ただ「原子炉水位は維持できていなかった」と語るばかりだ。

 しかも、実は1号機の2つの非常用復水器のうち1つは断続的ながら動いていた。稼働の詳細を東電は知っていたはずで、後日、非常用復水器の実際の稼働に合わせた解析結果も公表している8)。そうであれば、なぜその事実に近い解析結果の方を発表しなかったのか。実に奇妙である。

参考資料
8)東京電力「福島第1原子力発電所 東北地方太平洋沖地震に伴う原子炉施設への影響について」
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110909m.pdf

 こう勘ぐってみたくなる。「これまで原発は安全だと主張し、事故後もそれを言い続けてきた」ものの、経営責任を問う論説が現われたので、「原発は、地震と津波で暴走するほど危険なものだ」と解釈されることもやむなしとし、「1号機についてはすぐに『制御不能』に陥ったので、事故は経営者の意思決定の不行使のせいではない」と主張し始めた。もしそうであれば、この記者発表は東電の東電都合による「シナリオの書き換え」であり、その目的は「経営責任の回避」である。

 この東電の「豹変」に呼応するかのように、翌日からマスメディアは、東電を叩き始める。曰く「東電は、メルトダウンを隠していた」と。

 こうして「海水注入」の不行使が「過失」の刑事罰に当たるのではないかという法的追及は、「メルトダウンの隠ぺい」という「マスコミの情緒的反応」の陰にかくれることができた。少なくとも、私はそう解釈してきた。

 さらに6月6日、保安院は、独自の解析結果を発表する。彼らは、東電の主張通り「原子炉水位計は誤った値を示していた」と仮定するとともに、「津波到達後は、非常用復水器は作動を完全に停止した」ということを仮定した。その上で、「11日16時40分ころには、水位は燃料棒の頭頂部に到達し18時ころには炉心損傷がはじまった」と解析結果を発表し、東電の解析より1時間半も早く炉心溶融は起きた可能性が高いと報告した。

 この解析以後、「運転員が計測したデータ自体がまちがっており、実際には原子炉水位は維持できていなかった」という東電の説明を疑う第三者は、私の知る限り現れていない。東電の経営者の不行使の「過失」責任を問う報道についても、同様にまったく目にしていない。

日比野靖氏の証言  もう一つの反応は、旧知の日比野靖氏からである。

 日比野氏は現在、北陸先端科学技術大学院大学の副学長を務めている。菅総理大臣(当時、以下同)の大学時代の「同志」であって、菅がもっとも信頼を寄せていた友人であった。こうした経緯もあって菅総理は、2011年2月の終わりころ、日比野に内閣官房参与を依頼する。日比野氏は、2011年3月20日より参与に就任して科学技術行政を補佐することを菅に約束していた。

 そこに震災と原発事故が起きた。3月12日、参与就任前だった日比野氏は菅総理に「一友人として」官邸に呼ばれ、3月13日にさまざまな助言を行なった。以下は、日比野氏から届いた私信である

 貴殿の福島原発事故の原因に関するご見解(著者注:前出の日経エレクトロニクスの論文と日経ビジネスオンラインの記事を指している)、まさにその通りだと思っております。

 その中で、1号炉の隔離時復水器、2~3号炉の隔離時冷却系の存在を指摘されておられます。

 実は、小生、縁あって、菅直人元総理の、内閣官房参与を3月20日より務めましたが、それ以前に、事故の翌日3月12日の夜、官邸に呼ばれ、緊迫した状況の中で翌日3月13日昼まで過ごしました。

 そのとき、1号炉は既にベントも海水注入も実行されていたのですが、水素爆発をした後でした。

 菅元総理は、2~3号炉も1号炉を同じ経過をたどるであろうことを直感し、先手を打つことを、東電、保安院、安全委員会に何度も指示していたのですが、これらの専門家たちは、隔離時冷却系が動作しているからという理由で、ベントや海水注入に踏みきりませんでした。

 菅元総理は、隔離時冷却系が動いているからといっても、熱が外部に放出されるわけではないので、温度と圧力は時間をともに上昇するはずだ。早くベントと海水注入をするべきだと強く主張していました。

 小生も、東電、保安院、安全委員会のメンバーに、早くベントと海水注入をして冷却を進めるべきだと思ったので、隔離時冷却系が停止するまで待つ理由を東電、保安院、安全委員会のメンバーに質問しています。

 回答はつぎのようなものでした。

 できるだけ温度と圧力が十分上がってからベントした方が、放出できるエネルギーが大きい。一度しかできないので、最も効果的なタイミングで行う。

 そのときは、小生、熱力学の知識が不十分だったので、納得して引き下がってしまいました。翌3月13日は、3号炉は隔離時冷却系が停止し危機的状況をむかえてしまいました。

 しかし、大学に戻り、少し調べてみると、水は沸点を超えるとき大量の潜熱を吸収するが、それより高温の水蒸気の熱吸収は、水をわずかに超える程度であり、特に臨圧21気圧を超えて水蒸気は、水と同じ性質であるとのことを知りました。

 やはり、早くベントし海水注入をするべきだったのです。2号炉はまだ間に合う。ただちに、菅元総理に電話で進言しています。

 この進言、2号炉の隔離時冷却系停止には間に合いませんでした。

 小生の長い間の疑問は、隔離時復水器、隔離時冷却系が動作している間に、なぜ、ベントと海水注入をしなかったのかということでした。この疑問は、貴殿のご指摘で、完全に解けました。

 東電の「過失」が証明される内容を含む、重要な証言である。 

イノベーション不要という病
再び問いたい。なぜ東電は、このような事故を引き起こしたのだろうか。直接的には「廃炉による巨大な経済的損失を惜しんだ」ということになるのかもしれない。けれども問題の本質は、重大な局面で、そのような発想に陥ってしまったということであろう。

 その根源は、東電が「イノベーションの要らない会社」だからではないかと思う。熾烈な世界競争の中にあるハイテク企業の場合は、ブレークスルーを成し遂げないかぎり生き抜いていけない。一方、東電は独占企業であって、イノベーションの必要性はほとんどない。

 こうした状況下で人の評価がされるとすれば、その手法は「減点法」にならざるを得ないだろう。「減点法」の世界では、リスク・マネジメントは「想定外のことが起きたときに如何に被害を最小限にとどめるか」という構想力ではなく「リスクに近寄らない能力」ということになってしまいがちだ。その雰囲気が、人から創造力や想像力を奪う。

 人が創造力や想像力を存分に発揮できる組織にするためには、事実上の独占環境をなくして競争環境を導入し、人々が切磋琢磨できるようにすることしかないだろう。東電の場合、発電会社・送電会社・配電会社、そして損害賠償会社に4分割する。そして損害賠償会社は、この原発事故の原因が「技術経営の誤謬」にあったのだということを深く自覚し、みずからの「技術経営」の失敗を国民につけ回しすることなく最後まで、自分で自分の尻を拭く覚悟を持つ。

 その上で、「制御可能」と「制御不能」の境界を経営する最高責任者としてのCSO(Chief Science Officer)を新設する。CSOは、通常存在しているCTO(Chief Technology Officer)のように日々の技術とその改善に責任を負うのではなく、「知」全体の「グランド・デザイン」とそのイノベーションに責任を持つ。

 それが達成されないのであれば、独占企業に原発の経営は無理だ。

 実際、東電の経営者は「海水注入」を拒んだあげく、少なくとも2つの原子炉を「制御不能」にもちこんでしまい、ようやく自分たちが「物理限界」の外にいることを悟って、原発を放置のうえ撤退することを要請した。みずからが当事者ではないという意識で経営していたからだろう。

 さらには、現状の原子力経営システムをそのままにしておくことは罪深い。これは日比野氏の指摘によるものだが、そもそも事故後に保安院が東電などにつくらせた安全対策マニュアルによれば、今でも「隔離時冷却系が止まってからベント開放をし、海水注入をする」というシナリオになっている。これこそ事故に帰結した福島第一原発の措置と、まったく同じ手順であり、何の対策にもなっていない。この期に及んでも廃炉回避を優先しているのである。これでは、ふたたびまったく同じ暴走事故がどこかの原発で起きる。この国の原子力経営システムの闇は深い。

 この原発事故が日本の喉元につきつけたもの。それは、「ブレークスルーしない限り、もはや日本の産業システムは世界に通用しない」という警告ではなかっただろうか。電力産業に限ったことではない。農業にしてもバイオ産業にしても、分野ごとに閉鎖的な村をつくって情報を統制し、規制を固定化して上下関係のネットワークを築きあげる。その上下関係のネットワークが人々を窒息させる。イノベーションを求め、村を越境して分野を越えた水平関係のネットワークをつくろうとする者は、もう村に戻れない。それが日本の病だ。

 しかし、世界はもう、「大企業とその系列」に取って代わって「イノベーターたちによる水平関係のネットワーク統合体」が、産業と雇用の担い手になってしまった。だから、私たちが今なさねばならないことは、村を越えた「回遊」を人々に促すことである。そして分野横断的な課題が立ち現われた時に、その課題の本質を根本から理解し、その課題を解決する「グランド・デザイン構想力」を鍛錬する。そのためには、科学・技術と社会とを共鳴させ、「知の越境」を縦横無尽にしながら課題を解決する新しい学問の構築が必要となる。日本は、この事故をきっかけにして図らずもブレークスルーの機会を与えられた。

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しかし、訳の分からない野田とかいう大臣が訳の分からない論理で大飯原発を再稼働し、全てをうやむやにしようとしている。そんなに東電が大事なのだろうか。原発をどうしていくかを話し合うきっかけになるはずだったのに、原発再稼働なしなら輪番停電させるという脅しに屈した。こんな脅しがあってよいのだろうか。昨年から原発なしでは節電が必須なのは判っていたはずで、その準備をしてこなかったのが電力会社で、、、、結局、電力会社なんかに原子力を使わせること自体が間違っているということだと思う。原発が国策なら、国が保有して電力を欠く電力会社に売れば良い。電力会社に任せていることが間違いなのだろう。しかし、国が持つことになると、兵器につながるプルトニウムの維持の言い訳がアメリカや中国にできなくなるので民間がやっていることにしたかったのだろうが、ここまで腐っているのなら、大きな決断をすべきだったのに、無能無策無知の大臣が屈辱のなし崩しを始めた。次の事故が起きるまで棚上げするつもりだろう。

102sh 大容量電池 卓上充電器

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なんじゃろな。卓上ホルダーを分解して、100均のプラケース+針金(計300円)と以前から持っていたグルーガンとグルースティックで作ってみた。
この写真ではわかりにくいが102shの充電ランプが点灯しているのが見える。
これで使えるようになった。本当にぎりぎりで、最初、針金の厚みが邪魔していたのを気づかずにダメだなと思い込んでしまった。
よく見ると針金1本分の厚みで充電端子に入っていないことが判った。

それにしても、格好悪いですね。この充電器。もう一台作ってもいいんだけど。300円だし、作り方は判ったから。来週でも作ってみるか。

実はあと2台、卓上ホルダーがあるんだ。車載も卓上ホルダーを使っていたのだが、さすがにこの不安定さでは車載には向いていないな。

usbでも充電できるのだが、usbカバーの開け閉めを考えるとできるだけ使いたくないのが心情。Galaxyのようにusb剥き出しなら気にしなかったのだが。防水だったけど、大容量電池カバーは電池部分が防水ではないようで、ちょっと残念。大きさももう少し小さくならなかったのかなと思う。特殊な形状の電池を作ると非常に高額になってしまうのかもしれないな。

 

グルーガン、これみたいなもの。100均で買った(300円)ので、これよりぼろい。でも能力は同じかも。この写真はamazonで1271円 低温 LT60だそうだ。
グルースティック 小型グルーガン用 PP,PVC,PET等にHPP4000Sこれがグルーそのもの。570円だそうだ。家で使っているのは100均のもので300円だったかな。でも、近頃は見ないな。

2012年6月17日日曜日

かなり厚い 102sh 大容量電池 非正規品

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これがかなり厚みがあるんだ。電池の厚さが二倍になっているので、カバーのサイズは1.5倍くらいになっている。

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背に腹はかえられないので、これで半日で電池がなくなっていたのが一日持つようになるはずで、一安心。今までは自宅と会社で充電器(卓上アダプターを追加購入)に載せていたのだが、携帯電話としてはあまりにばからしくなったので拡張電池と購入することにした。

これからはUSB充電しかできない。

実は卓上ホルダーの中身を出してあたらしく作り直したつもりだったが、結局は暑さが足りないことが判明した。内部の接点は外に見えてるサイズより5mmほど長いのだが、この拡張充電池は内部接点を剥き出しにしても足りなかった。

なんとかならなかったのかな。

シャープな発想じゃないよね。102shは。妥協の産物だね。これって。本当にどうにかならなかったのかな。

2012年6月15日金曜日

ホタル

昨日、公園の蛍を見に行った。時間がちょっと早かったので子供がはしゃぎ廻っていた。うるさいのと危ないのと、親もいっしょにいたのだが、近頃の親は子供が人の迷惑になっていても注意もしない。薄暗い公園の道を走り回るので危なくてしかたなかった。だれかがケガでもしたらどうするつもりなのだろう。小学高学年のようだった。

ところで、ホタルはそれなりに数十匹は見ただろうか。ここのホタルはゆっくり飛んで、ほわっ、ほわっと光る。ホタル同士はある程度はシンクロして光る。空が真っ暗になる前だったのでホタルの明かりが小さく小さく見えた。夜中はホタルのあかりがもう少し大きくみえるような気がする。

この公園のホタルは放流は数年前にやめて、全て自生(天然)になりました。といって昔は放流していたので、それらが住み着いたという方が正しいかな。

私が育ったのは田舎の田舎だったので、ホタルは自然にいました。日が暮れて自転車で家に帰る時、顔にぶつかったのを覚えています。さほど珍しくもなかったけれど、もっと昔はもっといたそうで、農薬を使って米を作り始めて、減ってしまったとか言っていたっけ。よく覚えていない。それから、大人になって都会に住んでいた頃はホタルは結婚式場の庭でしか見たことがなく、子供ができるまでは縁遠いものだった。

この公園の近くに住むようになって、グンとホタルが身近になった。

来年もホタルが見られることを願う。

「オスプレイ」墜落事故 米空軍、機体に欠陥ないと訓練継続方針

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00225455.html

抜粋-----
空軍部隊の司令官は記者会見で、事故原因の調査を始めたことを明らかにしたうえで、「オスプレイの基本設計には欠陥を疑う理由はなく、訓練は続ける」と述べた。
この事故で、乗組員5人が負傷したが、命に別条はないという。
--------抜粋終わり

いやいや、欠陥はないかもしれないが、運転しにくい飛行艇なのだろう。事故が多すぎる。そもそも、垂直離着陸機の歴史が浅いので、基本設計に欠陥があるとかないとかの話ではなく、そのような離着陸をする装置自体の運転では、離着陸を自動操縦にする必要があるのではないだろうか。ヘリよりも速度は速いが機動性が低いので、攻撃用でなければ自動操縦装置をつけて、離着陸した方が良いと思う。羽が小さいので揚力が十分働かない状態で、ローターの角度を変えていくのは無理がありそうだが、、、、基本設計には欠陥がないのなら、その前の段階=構想に欠陥があったのではないか。

2012年6月12日火曜日

防災対策はまだ途上 県原子力専門委

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20120611-OYT8T01298.htm

大飯原発3、4号機の再稼働を巡り、県庁で10日に開かれた県原子力安全専門委員会。数人の委員は、活断層の発見など新たな危険性が分かった場合は原子炉を停止すること、運転前に近県で広域的な防災訓練をすることなどを書き加えるよう求めた。11日に西川知事に提出された報告書には一部が反映されたが、防災面を含めた原発を巡る幅広い対策は、始まったばかりと言えそうだ。(北島夏記、畑本明義、久米浩之)

 会合には委員12人のうち11人が出席。田島俊彦・県立大名誉教授は「地震調査は既に発見された活断層と破砕帯をもとに行っているが、若狭湾周辺のすべての断層が見つかったわけではない」と指摘。「あらゆる見解、知見を無視せず議論し、少しでも危険性があれば原子炉を停止すると追加してほしい」と強調した。

 国の防災計画や避難計画が示されていない点にも言及し、「大地震は対策を待ってはくれない。国の指導で福井県や近県で原発防災計画を立て、訓練を原発運転前に行う必要がある」と述べた。三島嘉一郎・京都大名誉教授も「防災は住民を守る最後のとりでとして大事だ」と援護射撃した。

 飯井俊行・福井大教授は、稼働40年超の原発の運転延長問題について、報告書案で「国は、運転延長の判断基準についての考え方を早急に明らかにすること」と記述した点に触れ、「委員会で(この問題を)議論した記憶がない。この文書は事業者の要求とほぼ同一だ。議論していないことを盛り込む点は修正すべきだ」と批判。新旧のプラントを比較した上で必要な対策が何かを指摘するなど「技術的に踏み込んだ内容にするべきだ」と提案した。

 これに対し、中川英之委員長(福井大名誉教授)は、「委員会の目的は、工学的な観点から原子炉の安全性を検証することだ」とし、避難訓練など防災対策に関する具体的な記述や原子炉の停止に関する事項を報告書に盛り込むことは見送った。

 その一方、原子力防災の充実を国に求めることや新たに判明した事項がある場合は安全対策に適宜反映することなどを報告書に付記し、委員の意見を尊重した。

(2012年6月12日 読売新聞)

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工学的に安全な原子炉なんてこの世に存在しないと思うが。
工学的とは想定内という意味なら想定内で安全なのはあたりまえだろう。想定したのが設計者なのだから。想定外を考えるのが安全を考えることだ。福島で学ばなかったのか、この人は。原子力専門委員会が安全というのは原子炉が想定内であれば安全ということなら、この委員会はいらないでしょう。誰かが作った報告書を読み返して安全レベルを克服しているから安全だと言うだけの委員会か。

報告書に付記したというのは言い訳にすぎない。この中川英之福井大名誉教授は再稼働ありきで金を貰っているだけだね。

安全対策で最重要なのは放射能を漏らさないこと。漏れる前に必要な避難を行うこと。それだけだ。後は事業者の設備投資の問題だ。津波に耐えなくたって、メルトダウンしなければ問題はない。廃炉になるだけだ。事業者の損失が出るだけだろう。安全性から見ればなんてことは無い、単に放射能を漏らさないことと、漏らす前に避難させることだけだ。工学的に原子炉が放射能を漏らさないかどうか、、、、条件が悪ければ漏れるさ、形ある物は全て壊れるのがこの世の常識、これは工学でも解決出来ない。工学的に安全とはなんなんだ。

結局、悪条件が重なればメルトダウンすることを容認するのなら、それは安全ではないだろう。危険なのだ。だから、可能性があるなら、避難訓練をすべきだろう。そこまで考えるのが使命なのでは?

廃炉にするという決定を誰がどのようにするのかというのが大事なのではないだろうか。これは所長職を持つ者として、海水注入の決断を所長にやらせるべきだろう。福井もそのように決めたらしい。ただ、どのようにが決まっていない。確かにどのようには難しい判断があるかもしれないが、せめて、全交流電源喪失時とか、喪失から1時間経過しても復旧できない時とか、最低条件を示すべきだろう。そうしないと海水注入は行われない。メルトダウンしたら所長が自殺することになるだけだ。

衛星電話を強化しているようだが、本当にそれが一番の方法なのだろうか。自衛隊に通信設備を用意して貰うような手順を作っておいても良いのではないだろうか。震度6以上の地震で交流電源喪失状態になった時点で自衛隊が出動するような手順を作っておくべきだろう。衛生が使えなくても、飛行機を飛ばして通信してくれるだろう。また、設備の補給もしてもらえるだろう。自衛隊内に原子炉救急隊を作っておくべきだろう。

消費税が今国会で通らなければ解散

衆議院は解散して欲しいですね。まず、消費税法案を通す前に解散してどのように消費税を使うのか、また、これから先の社会保障はどうするのか、現状の年金制度はどうなるのかなどをマニフェストとして掲げ直して、選挙して欲しいね。でも、選挙に勝った瞬間から、嘘つき野田総理の民主党のようにマニフェストをどんどん変更して、最後はマニフェスト違反までしているのに、解散もしないようなことになるのなら、解散しても無意味かな。

しかし、解散すれば民主党に投票する人はいないだろうし、自民党にも投票しないだろうし、新手の党が出てきてくれないと困る。新手の民主党だったけど、結局は官僚に押し切られて、野田になっちゃったし。嘘ばっかりだし。

民主党で野田が総理になったせいで、これからも政治不信が続きそうです。消費税法案が悪いと言っているのではなく、マニフェスト違反だから、マニフェストを書き替えてもう一度選挙をするべきだと思う。それが民主主義であり、政党政治だと思う。今の政治は民主主義でも政党政治でもない。官僚政治だ。官僚政治は最後の最後で集団自決になる可能性がある。ギリシャを見ろ。あれが官僚政治の結末だ。

とにかく衆議院は解散しろ。なんなら参議院は永久解散してもいいんだけど。金の無駄使いだ。

2012年6月10日日曜日

ホタルの季節だ

近くの公園がホタル観賞を開催中。

昨日は82匹だって。今年は早いね。

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毎年、掲出しているような気がする。

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2012年6月4日月曜日

大飯原発再稼働

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120604/aic12060412250001-n1.htm

名古屋の市長も怒っているようだが、大飯原発などの福井県にある原発で、東電福島第一原発と同等の事故がおきて、同等の放射性物質が漏れた場合、どのような拡散を示すかという情報を各市町村に配布すべきだと思う。
 そこで動かさないでくれというのは無しで。どこまで安全かということで動かすのが良いと思う。

燃料保管プールの冷却ができなくなるというのであれば、これは海水でも入れれば問題はないのではないかと思うが、どうなのだろう。このプールの水はどの程度汚染されているのだろうか。実際は汚染されてはいないのだろう。燃料は熱溶解しないかぎり外部に放射能を漏らさない構造だと思う。よって、水自体に放射性物質が溶け込むことはないのだろう。海水は危険かもしれない。海水は不純物が多いので、放射線にあたると放射性物質に変わる物質があるかもしれない。大した量ではないのかもしれないが。大した量ではないと仮定して、とにかく、海水を入れることが大事だと思う。電源車が有効なのは、電気回路が壊れていないこと、ポンプが壊れていないことなどが条件となる。逆に全電源喪失、電源が無い状態となったら、電源車が動いて、ポンプやその他の電気回路、電気機器が動作すれば良いが、動作しなかったら、、、

やはり、全電源喪失に備えてディーゼル発電機を用意しているように、電力系統が操作できなくなった時は、ポンプ車(動力がディーゼルエンジン)を用意しておく方が賢明だろう。また、ポンプ車も地震で壊れるかもしれないので、遠地に自衛隊と共同でポンプ車を用意しておき、大きな地震や大きな津波が発生した場合、政府の命令なしで、ポンプ車を発電所に運べるような法律を作っておくべきだと思う。また、注水訓練も自衛隊にやっておいてもらい、天災が発生した場合、自衛隊でもメルトダウンを防ぐことができるようにしておくべきではないだろうか。

あんな危険なものを民間会社に管理させておくこと自体に問題がある。災害発生時点で、政府に全権限を移し、廃炉するかどうかの決定は政府ができるようにしておくべきだと思う。そうすれば、電力会社も安心、政府も緊急事態の廃炉決定が即時に可能となり、メルトダウンしなくてすむだろう。交流電源喪失時点で政府に移管する。

政府は原子力発電所にかかる費用を捻出しなければならないが、これを電力会社から徴収すると、原子力発電の価格は高くなるだろう。結局、原発は高いものになるのではないだろう。

そもそも、原発の存在意義がよくわからん。プルトニウムの入手だけなら、意味が無いことを知るべきで、プルトニウムをいくら持っていても、実験しない限り核爆弾を製造することはできない。なぜなら、爆発を照明できないから。しかも日本は実験場所も無い。