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2014年10月12日日曜日

ベネッセはまだ理解していない

だから、消せったら消せよ。お詫びの品の送付リストとして別会社に保存されても困るし、こども基金の寄付リストとして基金の財団に個人情報を保持されても困る。
 もうベネッセは個人情報を持つ権利をなくしている事が、ベネッセには理解出来ていないようだ。そんなだからこそ、データを盗まれる風土を持っているという事が理解出来ていないという事が解らないんだろうな。
 自分たちに問題があるという考えに至らないようだ。あくまで盗んだ社員が悪いと思っているようだね。そのような環境、人材を登用していたあなた方に問題があるんだ、責任は、現在の情報システム部と会社にあるのであって、これらのデータ維持の方針に問題があるのだという事が理解出来ていない。
 今回のハガキにはデータ維持をしてもいいという選択肢は無くなったが、データを積極的に破棄するという意識はまだ低いようだ。
 まずは、こちらのデータを削除する事だ。詫びたからといって、拡散したデータを消すことはもう出来ないのである。詫びの品とは何なのか。これで黙れといっているのだろうか、単に500円で個人情報を売ってくれといっているようにしか見えないのは私だけだろうか。
 こども基金って、ビッグデータを使って研究しようとか思っているようだが、結局は、データを破棄したくないという気持ちがバレバレだ。アンケートをとるとか適当な目的でこの財団に個人情報を維持させようとしているだけたろう。それ以外に財団設立の意味を見いだせない。ベネッセは退会した会員の個人情報を基本的に維持しない方針をとるべきで、どうすればそれが実現できるかを考えるべき。
 ベネッセが良い企業だと思われているなら、客がリピートしてくるはずである。ベネッセは持っている顧客データにたよりすぎた営業をしている事に問題があるのだということに気づいていない。本来の営業手法に戻すこと。個人情報に頼らないで、地道に営業する事の方が大事だろうと、そのくらいの気概か生まれてこないのかな。

 企業だから儲けるのは当たり前だが、情報事故を起こしたことをもっと重大に捉えるべき。ソフトバンクのように外部からのハッキングなら技術的な問題で、そこに資本投下してガードを固める事で対策としては十分だろう。事故の場合、原因を究明し二度と起こさないことを考えるべきで、社員を監視する事が、事故予防になると思ったら大間違い。そのような気分にさせない事が最初の一歩。監視されてるという事は、盗めるなら盗んでみよという態度なので従業員の反感を買う。反感を持っている従業員がまともにデータを管理するわけが無い。自国の軍隊が自国民に銃を向けている状態を作り出してはいけない。
 ベネッセのやるべき事は、まず、古いデータを消すこと。全て消して、作り直す事。これで、腐った組織である情報システム部門の社内評価を下げることから始める。これが再生のカギだと思う。責任は取るべき。情報部門の管理職と研究者は全員解雇されても文句は言えないだろう。こども基金財団に横滑りを考えている者がいるのならそのものこそ今回の事故の原因の核ではないだろうか。
 その位の緊張感を持たせられないから、こんな間抜けなハガキをつくるのだろう。そして、何か新しい事を始めて、被害者の目を別のものへ向けさせようとしている。兎に角、自分たちには責任がないと本当に思っているらしい。

あれ?ちょっと待てよ、このハガキを出すことで、データが生きている事をベネッセに教える事にならないか。やっぱり、ベネッセはデータを捨てる気は無いようだな。

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