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2010年5月13日木曜日

もんじゅ

まだまだ、時間が掛かりそうだ。いろいろな問題が出てきたが、少し気になる事がある。
ナトリウム漏れ事故から年数が経ち運転経験者が少なくなっているのは判るが燃料制御棒の操作がうまくできなかったらしい。シミュレータで訓練したかもしれないけど「シミュレーションでは出来ないこともあるので経験を積むしかない」なんて事を言っているようではメルトダウンした時の言い訳が思い浮かぶ。
解決しようとは思っていないようだ。今からでも遅くないので「もんじゅ」のコピーを一台作って、そこにシミュレーション場を設けて訓練と知識向上を謀るのがよい。
誤警報が多いので公開するべき警報にレベルを設けようと言う話もあるらしいが、それは本末転倒で誤警報しないように機器を正しく調整するか、安全情報を一定時間毎に流すかしない。非公開の逃げ道を与えると、また、情報隠しの言い訳にされてしまうだろう。
宇宙事業並みの安全基準としても無駄にはならないと思う。だって原子炉の廃棄問題は棚上げされたままなのだから。
何十年後かに設計図だけで壊してみることになるだろうし、サンプルがあればより良い意見もでるのではないだろうか。

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