Powered By Blogger

2012年1月4日水曜日

朝日新聞 「後ろからも弾」「一番苦しい総理」首相、同窓会で愚痴

http://www.asahi.com/politics/update/0103/TKY201201030385.html

 「四方八方から弾が飛んでくるが、最近は後ろからも飛んでくる」。野田佳彦首相が3日、母校の千葉県立船橋高校の同窓会に出席し、消費増税を巡る民主党の反発について愚痴った。

 出席者によると、首相は年末の消費増税案の決定について「党内をまとめることに骨が折れた」。外遊や国会に追われた4カ月間を振り返り、「第95代の総理大臣だが、今までで一番苦しいと思う」とぼやき、他国の首脳から「日本の首相は本当に大変だな」と同情された秘話を披露した。ただ、消費増税は「不退転の決意を持ってやる」と強い決意を示したという。

 旧友に胸の内を明かしてすっきりしたのか、首相は会場を出る際、「元気をもらいました」と記者団に笑顔を見せた。

------------------------------------------------------------------------

後ろから飛んでくる理由は何かを考えるべきではないか。マニフェスト違反をやめろということだ。マニフェスト違反(公約違反)は自民党のお家芸だったから、それに嫌気をさして、民主党に投票した人が多かったのではないだろうか。公約を捨てるのならその説明が必要だ。その説明無しに与党の数だけで官僚のいいなりになるような政策は許せないだろう。

ちょっと考えを改めて欲しい。増税するのに嘘ばかりでは将来に禍根を残すことになる。本人は今、増税しないと将来に禍根を残すと言っているが、それは、どうなのか。消費税を15%にする予定だが、さて15年後には25%になっているのだろう。適当な言い訳を付けて。結局、不景気でも税収の減らない間接税で搾り取るのが簡単なんだ。所得税や法人税は景気に左右されるが、消費税は景気とほぼ関係ない。生活するだけで払わなければならないから。これが昔、小泉首相が求めた、競争論理らしい。逆累進課税になっている。

消費税はせめて、最低限の食料品は0%にすべきだと思う。主食の国内産の穀物、養殖鮮魚(冷凍は除)、露地物の野菜など。質素にたべていくだけの物には税金を掛けないことにする。厳密に品目を指定し、抱き合わせで売買したりした場合の罰則を強化する。時効は10年くらいにして、違反することが馬鹿らしいくらいの罰を。

複雑な消費税計算は販売店に負荷をかけるなんてことを言っているが、それはスーパーマーケットのような、多種な品種を扱っている店だけで、一般の店は取り扱う品が少ないので負荷は少ないはず。税務署が面倒くさいから、このような理由をつけているとしか思えない。

消費税の税率アップはもう少し慎重に行ってもらいたい。もしくは、税率ダウンがあるのなら、それもアップする前に宣言しておいて欲しい。他国の税率と比較しないで欲しい。他国は関係ない。

0 件のコメント:

コメントを投稿