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2011年6月13日月曜日

仮設に入っても

仮設住宅の入居率が低いそうだ。原因は大きく2つあるそうで、

1)仮設住宅に水道設備が無い、あっても塩水が出る。
これは問題外で、仮設住宅であれば塩水はもってのほか。すぐに解決すべきでしょう。または、予定を示すべきでしょう。予定を示した後で、入居募集をするべき。

2)仮設住宅に入ると支援がなくなる。
食事を無料でもらえない、お金がかかる。これはある程度は当たり前の話ですが、被災者にとってはきつい話です。仮設住宅が全てそろうまでは、仮設住宅にも配給品を配るのはどうか。または、炊き出しを巡回するというのはどうか。巡回すると、毎日食べることができないが、仮設住宅間は無料バスで行き来できるようにして、バスで乗り継いでいけば一日一食(午後3時頃)の食事ができるというのはどうか。どこかのNPOがやってほしいものである。

そもそも、仮設住宅の場合、電気や水道、ガスの基本料金を0円にしてあげるべきだ。使わなければ0円ということで、電気を我慢すれば1000円の固定費が削除できる。水道は下水道という特殊な機構を作っているので、難しいかも。ガスも効率よく使えば問題ないのではないか。

例えば、3ヶ月の間は共同炊事場を作り、ガスは使い放題、水も使い放題とする。仕事が見つかり、店舗も出来て、最低限の社会が形成された段階で撤去する。いわゆる戦後の混乱期のような状態なのに、住宅ができたから、それでOKでしょ。ということにはいかない。仮設住宅から一般社会生活に移行するまでが被災者であり、この間の必要なエネルギーは相当のものである。

段階的に支援を減らしていくというような、もっと木目の細かい支援はできないのだろうか。この細かい支援が日本製の復興ではないのだろうか。

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