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2011年6月29日水曜日

共通番号 税と年金と医療

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/110629/ecc1106290502001-n2.htm

■社会保障・税番号大綱の骨子

一、利用分野は年金、医療、介護保険、福祉、労働保険、税務など①

一、災害時に本人確認や生活再建支援などで活用②

一、自分の番号に関する個人情報などを確認できるホームページ「マイ・ポータル」設置③

一、行政機関からの情報流出を監視・監督する第三者機関を首相の下に設置④

一、情報流出防止のための罰則を設定⑤

一、医療分野では個人情報保護法の特別法を整備⑥

こんな番号が振られても何も良いことは起きないと思う。一体誰のための番号なんだろう。

②は災害時なので、あまり意味はない。災害時のためにこんな仕組みを作るのはおかしい。単に、そんなものも可能だというのだが、さて、一覧表なんてものを作って、それが漏れたら大変だから作らないんじゃないのかな?災害発生時にそのリストを取ろうとしても、プリンタが使えない、携帯がつながらないではお話にならないでしょう。こんな番号をつけるより、災害時でも携帯や電気が使えるようにすることが大事。この番号は公務員が予定を作るときに便利ということだね。

③は、ここがハッキングされれば、番号と個人が特定されることになる。暗号化するだろうが、さて、どこまでうまくいくか。数千万人がアクセスするようなサーバーを立てることができるのだろうか。こんなもののための費用はいくらかかるのか。これを運用する会社に天下るつもりなのか。運用費用だけでも数億はかかるはず。要らないでしょ番号と名前が分かるサイトなんて。自分が持ってるんだから自分の番号を確認する必要ないじゃない。あーーー、わかった。企業に有料で番号検索できるようにするつもりだな。

④行政機関を官邸が管理するのはおかしい。国会の下など、行政とは関係のない組織につくるべきだ。これじゃ経産省の保安院と同じ。日本の役所の好きな護送船団方式。いざとなったら、いくらでも情報操作して発表を遅らせることができるように。または内輪で解決できるように。

⑤罰則をいくら規定しても、漏れたら回収できないのは放射能と同じ。罰則の問題ではない。保持の仕方を規定するべき。インターネットに流されたら回収どころか、何度でも公表されてしまう。誰でもCOPYできるから。それならCOPYすることに罪をつけるか。この資料の一部が混ざっているものをCOPY したらどうなるのか。また、官公庁がバックアップをとるだろうが、その行為はCOPYにあたらないのか。ま、無理だね。最初の数年はびびるかもしれないけど、すぐに慣れるね。法外な罰金は破産してしまうし、安直な刑事罰は身代わりを立てるだろうから。。。死刑かなにかにしないと。

⑥法律で保護してもハッカーに法律は利かない。この番号が付いている資料を他の情報とともにCOPY、配布、公表したらどうなるのか。

税務処理時にこの番号を使い、医療現場でこの番号を使い、どっちで使っても個人は特定できるし、それをリンクできる。それを保護するなんてことができるのだろうか。

①だけがこの制度の目的だということになります。なぜ、このような番号が必要なのか。公務員が楽をしたいからでしょう。公務員がPCの前に座って仕事ができるように。日本で最高齢の人は実際は死んでいてもPC上では生きている。こんなことをずっと続けるためにこの番号を作るんだ。いや、高齢者のリストを作って、調べさせるのか。いずれにせよ、何も変わらないということだけは判る。

予算を計算しやすい。=福祉関連にいくら使うか計算できる。
歳入計算が簡単。=来年度の税金がいくら入るかすぐにわかる。
引っ越しで人が入れ替わっても即時に計算できる。

そんなにキチキチに細かく計算しないとうまくいかないの。裏金溜めるほどの余裕があるんじゃないの。みんな使っちゃうのかな。

今まで、政府が電子化してうまくいったものなんてあったっけ。住基ネットか。住基ネットも年金調査に使っていたはずだけど、、、どうなったのかな。住基ネットは運用基準がきびしすぎたんだね。

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