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2011年11月11日金曜日

犯罪白書:少年院出院者、25歳までに4割が犯罪

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111111k0000e040034000c.html

法務省は今回の犯罪白書で、少年院を出た人の犯罪状況を初めて追跡調査した。調査の結果、約4割が20代前半で罰金刑以上の犯罪を起こしていた実態が浮かび上がった。

 04年1~3月に全国53カ所の少年院を18~19歳で出た644人(男性606人、女性38人<18歳342人、19歳302人>)の「その後」を調査し、25歳の誕生日の前日までに刑が確定したケースを分析した。

 調査結果によると、出院者全体の38.5%に当たる248人が犯罪を起こし、有罪判決が確定。うち15.1%が実刑▽15.2%が執行猶予▽8.2%が罰金だった。25歳になるまでに複数回、罰金刑以上が確定していた人も14.5%いた。

 また、犯罪を起こした時期については、少年院を出てから(または仮退院後の保護観察終了から)1年以内に犯行に及んでいたケースが過半数を占めていた。また、出院後2年半以内では8割に達し、白書は「成人後の数年間における犯罪防止対策が特に重要」と指摘している。【伊藤一郎】

毎日新聞 2011年11月11日 11時43分(最終更新 11月11日 11時49分)

------------------ 引用終わり

成人後の数年間の犯罪防止対策に費用を出すのはおかしくないか。少年院で犯罪者を作っているようなものなのだから、少年院の改革を行った方が良いのではないか。

犯罪防止という結論は、少年院から出た少年少女は更正しており、その後の環境が悪いのでそこを改革したいということだろう。 そうではなくて、少年院に問題があり、出所しても悪事を働くということで、少年院が更正施設になっていない。単なる懲罰施設になっているのではないだろうか。法務省は認めたくないのかもしれないが、この結果から分かるのは、少年院のあり方に問題があるのではないかという疑問だけだ。

刑務所も同じく、単なる懲罰施設になっていて、出所しても、再犯確率が高いようだ。もう少し何とかならないのだろうか。一旦刑務所や少年院に入ったら、仕事に就ける確率がほぼ0なのだろう。自立しようとしても、過去を問題視するひとが多いのは事実で、それを助けようとしても、一部の者が再犯をおかせば助けようとする人と自立しようとしている人をも駄目にしてしまう。
難しいことかもしれないが、再犯をおかすために刑務所に送るのであれば裁判は懲罰の程度だけを決めているのであって、この世から犯罪をなくそうとはしていないことになる。懲罰の程度を決めるのが裁判所なのか、、、再犯しないようにすることが第一の目的ではないのか。再犯を繰り返すのなら、社会に適応できない者ということで、何らかの方法で隔離するしかない。島流しか、江戸時代の八丈島、佐渡島は必要なのか。 あまり極端になってもいけない。犯罪を監視し、犯罪を犯さなくてよいような社会にしなければならない。。。。刑務所や少年院で、もう少し価値のある職業訓練を行うべきではないだろうか。農業なども考えても良いのではないか。知能犯ならIT産業も。 入所中はニュースと断絶しているらしいが、それでは出所したら浦島太郎になってしまい、ますます就職は困難だろう。出所する前に半年間くらい、社会訓練をした方が良いのではないだろうか。いきなり仮出所になるから刺激が多すぎるのだと思う。中間的な施設を作ってそこで観察後に出所を決めるべきだと思う。もちろん、この中間施設で問題を起こせば、刑期が延びるということにして。

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