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2011年11月11日金曜日

陸上自衛隊は南スーダンに行って何をするの?

http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qanational/20111109-OYT8T00797.htm?from=yoltop

道路整備などを通じて国造りを手助け、アフリカの安定に寄与

(省略)
 自衛隊のPKO派遣は1992年のカンボジア以来8回目で、国造りを担う施設科部隊の派遣は、これまで東ティモールでの2年4か月が最長でしたが、南スーダンでは当初から「5年間」という長い期間の活動を想定しています。

 その理由について一川防衛相は「しっかりと自衛隊が足跡を残す役割を担う」と説明しています。

 もっと丁寧に説明すれば、
1.アフリカの中央に位置する南スーダンに平和を定着させることは、アフリカ全体の安定につながる
2.産油国を不安定化させれば国際テロ組織などが入り込む余地を生んでしまう
3.政府開発援助(ODA)と連動させることで、国造りへの日本の実績をきちんと残すことができる・・・などになるでしょう。

 もちろん、石油など天然資源を手に入れるためにアフリカに進出する中国の権益拡大にくさびを打ち込むという狙いもあります。

 調査団の報告によると、活動が予想される首都ジュバの周辺は,比較的治安が安定しているとされています。

 ただし、今回の活動で問題となるのは、自衛隊の活動を支える食料や機材など物資の運搬や補給をどうやって確保するかです。内陸にある南スーダンは、アフリカ東岸のケニア・モンバサ港から約2000キロも離れ、未舗装路による陸上輸送では1か月以上もかかってしまいます。

 また、ジュバは空港が狭く、大型輸送機が着陸できず、最も近いウガンダのエンテベ空港を経由して中型機に荷物を積み替えるか、エンテベからジュバまで約400キロを陸上で運び込まなければなりません。

 こうした長距離輸送は自衛隊の国際活動では初めてで、それだけ細心の注意を払った計画を立てなければなりません。輸送の安定的な確保が、今回の活動のカギを握っていると言っていいでしょう。
(調査研究本部主任研究員・勝股秀通)

(2011年11月10日 読売新聞)

------------------引用終わり

空港が狭いのなら、まず、空港を作ってあげればいいんじゃない? なぜ、道路から作るのかな。ダムを造るときに、資材を運ぶ道路をまず整備するでしょう。 資材や食料確保するのなら海のない国なら空港を作るべきじゃないのかな?
 道路整備後には空港も必要でしょう。 空港を作ってあげれば、そのうちに道路は自分たちで作れるようになるんじゃないの。

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