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2014年8月25日月曜日

終戦の日

http://sankei.jp.msn.com/life/news/140816/trd14081613420016-n1.htm

終戦の日 全国から若者も 「英霊に手を合わせるのは当たり前」

東京都千代田区の靖国神社には15日、午前6時の開門とともに全国各地から参拝者が訪れた。戦没者の遺族が高齢化する中、若い世代の参拝者の姿も目立ち、厳しい暑さの中、額の汗をぬぐいながら、手を合わせて戦没者を慰霊した。

 「国のため亡くなった方々に『安らかに眠ってください』と思う日が年に1回あってもいい」。千葉市中央区の会社員、沢本豊さん(29)は祖父の弟がサイパンで命を落とした。16日で1歳になる長男、妻(29)と一緒に祈りをささげた。

 友人と初めての参拝に訪れたという静岡県湖西市の大学3年、吉田聖良(せいら)さん(20)は「幸運にも身内に戦死者はいない。だが、日本人として英霊に手を合わせるのは当たり前のこと。来たかいがあった」と満足そうに社殿を後にした。

なんだかおかしい。英霊という呼び名もそうだが、ここで祭られている人だけが日本のために死んでいったわけではない。他にも大勢の人達がつまり軍人以外の人達も戦争の犠牲になっている。その人たち全てに手を合わせるのが当たり前なのではないだろうか。もちろん、宗教を超えて。そのような施設を作ることが政府の役目であり、日本人の心を落ち着かせることなのではないだろうか。
私は靖国参拝をしないが、靖国自体を否定していない。もちろん、宗教家でもない。ただ、このような報道がされること、一部の意見だけを都合よく纏めて報道することには違和感を覚える。報道するなら、靖国肯定派と靖国否定派、どっちでもいい派などそれぞれの意見や状況を伝えるべきだろう。このように靖国肯定を既成事実にしていくような産経の報道姿勢は嫌いだ。ちゃんと考えさせられるような記事を書いて欲しいものだ。また、記事には記者の名前を入れて欲しい。無責任極まりない。

「太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔」

というのが姫路市にあるらしいが、これは空爆と限定されているし、姫路にある理由もこれを主導した組織が姫路発祥だからという理由。これもおかしな話だ、戦没者にレベルがあるわけではないだろう。何をもって分類しているのか。何をもってこの組織が全国組織だと言い張っているのか。よく分からない。

軍人が靖国だというのであれば、民間人全員の慰霊碑を作るべきだろう。東京が問題なら、各都道府県に一つずつとか。各1億円くらいあれば作れるでしょう。50億円くらいだせると思いますけど。それぞれの県出身の人たち、住んでいた人たちを含めての慰霊碑とすれば、誰もが何の嫌気もなく手を合わせることができるでしょう。思いはそれぞれでしょう。思いまで強制するような世の中に戻るようなことはないことも祈りたいです。

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