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2014年9月11日木曜日

吉田調書

そもそも、吉田調書自体を検証していないのに、吉田調書の報道が間違っていたとかいないとか。アホくさ。

まず大事なことは、全ての社員の調書を公開すべきだ。そして、多くの人が検証出来るようにする事が大事だ。
そのような報道をしないのは、どのマスコミも東電とグルになったからだろう。
金さえ儲かればいい、そういう時代かな。

でも、一旦待避しろって言われて、じゃ、第二原発に待避だと判断した人は誰で、その人は逃げようと思ったのではないだろうか。ふつうなら逃げ出したい人も大勢いたはず。それを隠す必要はない。当然だと思う。被爆しても良いから原子炉を止めようと思った人が実際にどの位いたのか、所長さえもその気持ちに全く疑いがなかったのか、後からとなっては何とでもいえるだろう。
吉田調書の検証(裏を取る)はどのように行われたのだろうか。
今回の朝日の誤報道が有ったからこそ、吉田調書が公表されたわけで、結果的には正しい方向に向かっていると思う。全ての社員と現地での作業員、官僚、東電本社の関係者、福島県職員、諸々の人々のインタビューをとり、公開、記録すべきだと思う。誰か一人が言っている事だけが正しいという事はないだろう。
歴史として大勢の記録を残す事が大事だ。今、全ての判断をするべきではない。あと30年すれば正しいかどうかがわかる。今はその判断をしないで、事故の原因と安全に対する対応や意識がその十分だったかを検証するべきだと思う。
吉田調書が神格化されるのは怖い。この人も東電の社員なのだから。立場で喋っている事を忘れてはならない。

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