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2013年6月18日火曜日

んー、一部だけ同意した。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2839?page=1

歴史認識問題に揺れる日本 「過去」に負けず、「未来」で勝つ方法

2013年05月25日(Sat)  小谷哲男 (日本国際問題研究所研究員)

-----------------引用開始

 麻田貞雄・同志社大学名誉教授は、原爆投下をめぐる日米の教科書を比較し、その質の差を指摘している。日本の教科書の中には、1945年8月に2発の原爆が落とされ戦争が終わったとし、どの国が原爆を投下したのかさえ書いていないものがあるという。一方、アメリカの教科書では、原爆投下について、戦争を早期に終結するために必要だった、原爆投下は不要だったが戦後のソ連との関係で優位に立つために使用した、日本人に対する人種的偏見から投下した、など複数の解釈を列挙し、読者にどれが最も説得力があるのかを考えさせるようになっている。

 日本では歴史と言えば年号を覚えることと思われがちだが、本来歴史とは1つの史実に複数の解釈があることを学ぶ学問である。日本の歴史教育も、単一的な解釈を押しつけるのではなく、様々な解釈を教えるべきだろう。

 自民党は、見解が分かれる歴史上の出来事を説明する際、複数の見解を紹介すれば生徒らが混乱するため本文には掲載しないよう、教科書検定基準の見直しを求めていく方針だという。果たして、それで日本とアジアの未来を担う若者が育つだろうか。是非再検討してもらいたい。

-----引用終わり

前半の記事はつまらない言い訳だったが、後半の上記引用部分には激しく同意したい。日本の教育は科挙の受験用になっているため、答えが一つでなければ困ると言っている(自民党は官僚とほぼ同体)のだろう。日本の教育とはそのようなものだ。
新しい価値観を創造できる人を育てるので無く、同じ価値観でお上の言うことを聞く臣民(奴隷)を育てたいだけだから。

 本当になんとかならんのか、自民党と官僚は。民主党時代に官僚は野党になっていたため、官僚に危機感が芽生えたらしい。二度と政治家に政権は渡さないと。

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