Powered By Blogger

2012年7月13日金曜日

本当かよ!

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120705/226995/?P=2

引用ーーーー
ステーション・ブラックアウトが発生したら、どうなるのか。米原子力規制委員会の研究報告書『NUREG-1150(1990))』によれば、例え幾つかの安全緩和系*1が機能しても、2時間半から3時間後には炉心溶融(コアメルト)が始まる。しかも安全サイドで考えた場合、ステーション・ブラックアウト発生後1時間以内に商用電源か非常用ディーゼル発電機のどちらかが回復しなければ、溶融した炉心が原子炉圧力容器の底へ落下するメルトダウン、さらには底を貫通するメルトスルーへと進行してしまう。
引用終わりーーーー

全交流電源喪失後、2~3時間でメルトダウンするというのが本当なら、原発は稼働させてはいけない。そんな危ないもの、地震や津波でその状態になるのはこれからも希ではないはず。たった3時間でメルトダウンするような装置は要らない。せめて24時間の猶予は必要だ。なぜなら、用意されていた電源が壊れて、その電源を地震の影響のない場所から運び込んで設置するのに24時間は必要だからだ。3時間では確実にメルトダウンしてしまう。

そんなバカな安全装置をつけて運転しているのか、一か八かで安全を確保するようなものを作っているとしたら、PL法違反だろう。本当なのか、その報告書は。それって一号機の話なんじゃないの。2号機と3号機は48時間持つっていう話じゃないのか。旅客機が墜落しても大丈夫と言っていたはずだが、旅客機が墜落して全交流電源喪失後、旅客機をどけて、電源を接続しなおすまでに3時間ということか。何をいっているんだ、この報告書は。この記事を書いた人、何か別の条件を忘れていないか。

大体、今頃になって3時間しか持たないという話をするなら、メルトダウンしていないと言い張っていた根拠はなんなんだ。

----引用 
苛酷炉心損傷事故対策が不十分な福島第一原発には、もはやメルトダウンやメルトスルーを回避する方法は残されていなかった。1号機では3月12日午後3時半頃、原子炉建屋最上階で水素爆発が発生。2号機と3号機では、予想以上に持ちこたえたもののRCICとHPCIが原因不明のまま次々に停止し、1号機と同様にメルトダウンやメルトスルーを回避する方法を失った。そして3号機で3月14日午前11時頃、原子炉建屋最上階で水素爆発が発生したのである。(つづく)
----引用終わり

太字部が既に意味不明になっている。原因不明のままを事実と受け止めて原因追及されていない状態で、3時間しか持たないとか言ってないように。この人何を言っているのか判らない人だな。

過酷炉心損傷事故対策=メルトダウンとなった状態の事故対策のことか、いやいやこの時点では、過酷事故対策=メルトダウンしそうな状態の事故対策ではないのか。メルトダウンしちゃったら、取り返しがつかないんだから。避難しかないし。

2号機、3号機のメルトダウンは自衛隊にディーゼル発電機を用意させるか、海水ポンプを用意させて海水を入れるかすれば防げたんじゃないの。東京電力はメルトダウンするまえに政府に自衛隊に依頼してくれとたのむべきだったんじゃないのか。それに、自衛隊は菅総理なんてものを運んでいないで、海水ポンプとディーゼル発電機を運べば良かったんじゃないの。

次回の事故にはその準備ができているのか?できてないなら原発を止めろ。

地震の揺れが想定外だろうと津波の高さが想定外だろうと、海水ポンプとディーゼル発電機は最終武器として自衛隊が用意しておくべきだろう。九州、中国、四国、関西、東海、関東、北陸、中部、東北、北海道、、、それぞれの電力会社が隣の電力会社に準備していてもらう。原発が災害に遭ったら、どのような理由でも、それを自衛隊が運ぶというルールを作っておく。無駄になってもメルトダウンよりはましだ。

しかし、全交流電源を失ったら、中和剤+大量の水を原子炉に入れて冷やすしかないんだろう。圧力型の場合は、どのくらい持つのだろうか。結局間に合わない場合、圧力型の場合はメルトダウンでなく原子炉が水蒸気爆発してしまうのじゃないのか

0 件のコメント:

コメントを投稿