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2012年10月25日木曜日

寝言を言っている者がいた。

それから、少なくとも日本に関しては、核武装の話は、原発とは完全に切り離すべきだと思います。原発が核兵器と関連しているのは、原発の技術が、核兵器の原料としてのプルトニウムを作る技術とほぼ重なるため、原発を持つ=核兵器の原料(プルトニウム)を製造できる、ということからですが、日本に関しては、すでに、地球を何度も破滅させるのに十分なプルトニウムをすでに保有しています。したがって、今すぐに原発を全廃しても核兵器の原料には困りません。一方で、原料の精製済みプルトニウムから核兵器を実際に作る技術(起爆技術や運搬手段等)は、原発とはほとんど無関係な技術なんで、どっちみちゼロから開発しないといけません。原発の維持と、核武装技術の開発可能性は、少なくとも日本に関しては全く無関係です。

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例えば、原発を全て止めてしまうと、使用済み核燃料(プルトニウム)を保持している理由が無くなる。つまり、外国から指摘されるわけだ。何故プルトニウムを持っているのかと。核武装しないのなら、プルトニウムをフランスがイギリスに売却(再処理依頼)しろと。その指摘にはアメリカも中国も韓国も他のどの国も日本のプルトニウム保持に賛成してくれる国はいないだろう。使用済み核燃料は現在の所、核燃料サイクル(もんじゅが必須)において再処理され、もんじゅ型プルトニウム原子炉の燃料にするためだ。それが実現できないなら、プルトニウムは全て破棄しなければ、核不拡散条約に違反する。で、既にプルトニウムが十分にあるから、原発稼働と核武装は関係ないというのか。

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