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2012年10月1日月曜日

Microsoft カンファレンス2012

先週、行ってきました。
Windows8の宣伝でした。どこが良いのか判らないWindows8を絶賛するMSの社員たち。なぜWindowsがこの形になっていったのかという説明を聞いたが、単に、タブレット用のタッチ操作によるOSと現存のWindowsを一つにすればいいんじゃないかという発想だと。
 意味が分からない。現Windowsはキーボード+マウスである。タブレットPCはペンである。タッチ操作のタブレット(iPadなど)は指である。これを一つにするというのか。

マウスとペンはある程度は似ている。そのため現存のWindowsをペンタブレット端末で動作させるのは良しとしよう。ペンタブレット端末の価格を考えると、どのようなメリットがあるのか判らない。PCはツールである。ツールは大勢の人が使って初めてツールとしての価値がでてくる。タブレットPCのような高価なものは大勢の人は使う事はないし、企業レベルで配布できるような会社も数えるほどしかない。その数えるほどしかないような会社のためにペンタブレット端末用のOSを作ったのだろうか。不思議である。

タッチ操作のタブレットはiPadやAndroidが有名である。これにWindowsが食い込むつもりなのかどうかはよく分からないが、カンファレンスで見たWindows8のハードウェアはタッチセンサー(静電)がついたタブレットPC(キーボード付きの逆折りたたみノート)だった。価格は十数万円とのこと。今時、5万から8万で普通のノートPCが購入できるのに、10万円を超えるPCを大量に購入するユーザがいるだろうか。逆にどの程度のメリットがあるだろうか。
 タブレット端末は2万~5万程度である。インターネット接続もSIMで可能。PCはSIM搭載ではなく、WiMAXとか、WiFiとか。
 このWindows8のように何にでも対応できるというのは何もできないということに等しいということに気づいて欲しいものだ。何故アップルがMacとiXXのOSを別にしているのかよく考えて欲しい。

Eclipseを使う人も少ないかもしれないが、指で操作できる代物ではない。もちろんデスクトップ用のプログラムであるので、指操作なんて考えられていないのは当然だ。つまり、デスクトップ用プログラムは指操作なんて考えていないのだ。だからデスクトップに指操作は不要で指操作機能をデスクトップOSに組み入れる必要はないのだ。

Windows 8 for tabletというOSにすれば良かったのに。あーそうか、AppleにiOSの真似だと訴訟を起こされるのが心配だったのか。でも、Windows8に内蔵されている個々の機能はほぼ現存のiOSとAndroidが実装している機能のコピーにすぎないが、これらは個々に訴えられないのだろうか。

キーボードを手にしている人は画面に触ったりしない。別に汚れるとかではなくて、手をさしのべるのが面倒だから。キーボードの方が早いからだ。細かい操作はマウスで行うが、中にはShiftキー+マウスというような操作もあるので、これを指操作にすることはほぼ不可能だろう。

あ、今気づいたが、Let'sNoteのキーボードがMacBook Airと似ている。

Windowsも終わりかな。このままの方向性でWindows9はどんなOSになるのだろうか。想像できないので、Windows8の一部の機能がWindows9にならない可能性があることを考えるとWindows9が出て初めてWindows8をインストールすることができるような気がする。

 しばしば、Microsoftはやり始めたことを投げ出す性質がある。例えば、Essentials、ブログなど、インターネットサービスは途中でやめてしまったものがある。ということは人気が無ければ改良しないで捨ててしまうということだ。採算が合わなくなったらすぐに捨てるという一体何を作っている会社なんだろうか。

Microsoft 2012 Conference 迷走中  ....

今日は40点かな。

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