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2014年6月13日金曜日

集団的自衛権?

問題はそこにない。内閣の解釈だけで右や左に動かしてはならない。解釈を簡単に変更してはならない。
 集団的自衛権の有無ではなくて、解釈変更を内閣だけで行っていくのはおかしい。
 一度解釈変更を許すとずるずると引きずられる可能性がある。それの方が怖い。憲法を無視して、解釈を変更する事で憲法と矛盾する法律が作られていく。そして、現行法と矛盾するからといって憲法を変える根拠とする。
 できちゃった結婚のような話で、行き当たりばったりとしか思えない。数十年先を見越した政策が出来ないのだろうか。自民党はイデオロギーの塊のよう。今更自主憲法制定でも無いだろう。どんな国にするかが問題であって、自主憲法かどうかが問題ではない。誰が作ろうが、どんな意識が働いていようが、国民が望む国にする事が、政治家の役目であって、政治家個人の考えで国を動かそうとするのは、帝国主義である。国民と会話するべきで、内閣だけで何かを決めるべきではない。
 
日本には餅は餅屋ということわざがある。プロに任せた方が良い結果を生むという意味だが、政治家にプロはいない。誰でも政治家になれるのである。政治家のプロは政治屋であって、政治を金儲けのタネにしている人の事である。
 自分が考えたくないからとか、言っても無駄とか、それは、臭いものには蓋をするという、見てみぬふりをするという事だ。批判と愚痴は違う。

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