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2013年3月22日金曜日

たつの市 体罰で自殺 小6-19年前


市教委が新たに「自殺」として報告したのは、龍野(現・たつの)市立揖西(いっさい)西小の
内海(うつみ)平(たいら)君(当時11歳)。教室で運動会のポスターの作り方を質問した際、
担任の男性教諭から「何回同じことを言わすねん」などと言われ頭や頬を殴打されたことにショックを受け、その日の夕方、自宅の裏山で首をつって死亡しました。

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詳細は分からないが、これだけの事実なら、普通は自殺しないだろう。これで体罰と自殺の因果関係があると言われると、何があっても子供に触ってはいけないということにならないだろうか。

今、問題になっているのは、2000年に遺族が市を訴えて裁判所が因果関係を認める判決を出していること。それを今頃になって教育委員会が「事故死」から「体罰による自殺」という訂正をしたことで、なぜ今なのか。
教育委員会としてはいつやるの?今でしょ。だったのかもしれない。教育委員会のメンバーも全員が交代していて当時の状況を詳細に知る人はいないようだ。
遺族だけが取り残されていたようだ。この遺族である父親は中学校の先生らしい。

しかし、小学6年生が、先生に一度叩かれたからって自殺するか?どんだけプライドが高いんだ。この小学生。叩かれたのは先生への信頼感が裏切られたのか、先生が怖くなったのか、親と先生を同一視して親も先生も暴力を振るうという絶望感なのか。実際のところ、小中学生の自殺に関しては親が影響していないとは言えないと思う。親に相談できない環境というのもおかしなもので、近所のおじさん、先生、友達、兄弟、親の順で何かしらの異変を感じるものではないだろうか。

親が全く気づかないで小学生の子供が自殺してしまったとするのならそれは普段の親の態度や行動の責任があると思う。決して引き金を引いた人だけの責任ではないと思う。

大人は絶望していない限り自殺はしないだろう。子供はバカだから仕返しするために自殺してしまうのだろうか。死がどうなるのか教えていなかったのだろうか。まさか、あの世で幸せに暮らせるなんて教えていた訳ではあるまい。

死の向こう側には何も無いだろう。宗教では色々言われているが、全て現世を戒めるための作り話か、現世の辛さを我慢させるための作り話である。

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