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2013年3月11日月曜日

Microsoftのヨイショ記事

http://japan.cnet.com/news/commentary/35029113/7/

Outlook.comサービスというものを始めた。今更メールシステムを新規にしましたと言われてメールアドレスを切り替える人がいるだろうか。非常に優位なものがいくつかなければメールアドレスを変えるなんて人はいないと思う。

この記事では、outlook.comがGmailに対向できうるシステムだと言っているが、IMAP通信ができないのに、メールシステムと言えるだろうか。Windows8用かもしれないが、Windows9が出たらサービスを止めてしまうか、また新しいxxxx.comを作ってしまうのではないかと思う。このOutlook.comもあと何年続けてくれるのか判らない。Outlook.comはMetroインタフェースを取り入れている。Windows8に人気が無ければMetroインタフェースも終わるので、outlook.comも終わる。こんなことをしているからMicrosoftのネットサービスを使う事に躊躇してしまう。

私はMicrosoftに対してはInternetサービスは全く期待していない。できれば無意味なサービスは控えて欲しいと思っている。Microsoftはインターネットサービスがうまくいかなくなるとサービスを止めてしまうか、他社に売り飛ばしてしまうかのいずれかしかない。なぜなら、インターネットサービスで収支をとろうという考えが全くないからである。結局はWindowsというOSを売っているだけの会社なので、インターネットサービスが赤字を垂れ流すと止めようという話になるのである。そしてまた、新しいサービスを始める。Windows8を売るためには無料でサービスを始める。Outlook.comがさほど人気があがらなくて、Windows8が売れないと、Windows9ではoutlook.comを止めてしまう可能性が高い。

2年おきにOSを出し、そのたびに新しいサービスと言って提供する。hotmailをoutlook.comに移行させるそうだ。だからhotmailなんて使えないと言うのだ。もちろんドメイン名は使い続けられるそうだが。相当の理由が無い限りそのままで提供し続けるのがインターネットサービスだと思う。Microsoftはビルゲイツの引退時点から本来の方向性を失っている。

MicrosoftのOSの良い点、過去のOSとコンパチブルで過去のプログラムが動作すること。価格(ハードを含めて)が安いこと。慣れていること。PCが道具であることを理解していたこと(過去形)。

MicrosoftのOSの悪い点、無意味なバージョンアップ。望まないGUIの拡張。セキュリティレベルの低さ(そろそろOS自体にセキュリティ機能を入れればいい)。x64ドライバの有料化(それを使う度にガードを外すのが面倒だし、バカみたい)。Macの真似をすること。Androidの真似をすること。組織が大きすぎて、敏速に新しいものを作れなくなったこと(官僚化したこと)。

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