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2013年3月20日水曜日

南海トラフ地震


被害想定額が220兆円という。

なんだか段々と想定額が上がっていくような気がする。想定額を上げると何が嬉しいのか。誰が得をするのか。また、新聞はこの件を何故一面トップに持ってくるのか。

 国が公共事業をやりやすくするための布石か、道路整備の批判をかわすためか。記事の中ではこれを発表した有識者会議は、千年に一度以下の頻度だといい、最悪の数字を導き出したと言っている。被害ゼロを目指すのは現実的でない。耐震化などが可能だと。

 千年に一度の予測がよくできたものだと感心する。東北地震の予測もできなかった博士たちが南海トラフ地震の規模をどうして予測出来るのか。被害想定を大きく言った方が後々地震が発生したときに都合が良いからだろう。発生規模が小さければ小さくて良かったとなる。備えても、それなりに壊れるので、備えてなければもっと壊れたという言い訳をしやすい、予想規模より大きかった場合は、予想が外れたと言われて批判の的になる。だから出来るだけ多めに見積もって置いた方が有識者の方々にとって都合がよい。

政府も金額が大きければ大きいほど公共事業の予算をたてやすい。説得力もある。新聞もこの記事を載せることで政府にいい顔し、有識者にもいい顔し、内容のハデさで記事の見出しも読者の感心を引きやすい。報道する側の都合により一面トップにされただけだろう。朝日新聞はゴミ新聞だな。政府と有識者におもねっている。

読者は置き去りだ。新聞も1企業に過ぎないかもしれないが、報道の仕事ができないくらいなら新聞社をやめるくらいの覚悟は、ないのか。社員が大事か。社説とかで偉そうな事を言っていても、所詮はこの程度なのだろう。

千年に一度の予測が必要だろうか。

千年に一度の規模が予測出来るだろうか。

万年に一度の隕石落下とか、彗星衝突と、どこが違うのか。そんな事を心配したり、準備する必要が有るのか。自然災害で怖いのは原発だということが判っただけで、他の事は火事場泥棒と同じ論理で、政府の予算を盗もうとしている者どもの企みにすぎないだろう。

原発は棚上げして、道路を作ろう、耐震化しようと。災害を自分の儲けに変えようとする悪意に満ちている。助け合うなどという論理はない。拝金主義は収まらない。



102SH

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