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2013年9月3日火曜日

結局、金だったの?

福島第一原発の汚染水漏れの件、凍土処理と処理装置の費用を国が面倒をみるということらしいが、、、東京電力にやらしておくとどうなるのか、国が今回の資金を拠出することでどうなるのかが全く判らない。
汚染水問題に取り組む関係閣僚会議を原子力災害対策本部の下に設置するほか、関係省庁で作る「廃炉・汚染水対策現地事務所」を設け、担当職員を福島第1原発に常駐させる。風評被害防止のため、海洋モニタリング情報を定期的に公表する枠組みを作るとともに、在外公館などを通じた海外での広報活動も強化する。(記事抜粋)

関係閣僚会議を設置しても、「廃炉・汚染水対策現地事務所」を作っても、海洋モニタリング情報を定期的に公表しても意味は無いだろう。

 まず、モニタリング情報だが、観測地点が少なすぎる。もっとたくさんの地点で観測し、回数も増やすべきだ。高い値が出ないように観測しているような気がしてならない。
 現地事務所を作って何をするのか。汚染水に関してはたくさんの疑念がある。まずタンクの汚染水が漏れていないのか、汚染水または原子力燃料により地下水が汚染されていないのか、原子炉に溜まっている高濃度汚染水はどのように排除するのか。そもそも燃料はどうなっているのかを確認する手段を考えているのかどうか。燃料の封じ込めにはどのような形式とビジョンを持っているのか。全く判らない。東電みたいにうまくいけばいいなー程度では解決にならないのは確かだ。
 閣僚会議を作ってどうするのか。
 それよりも、原子力規制委員会に『汚染水、廃炉専門部会』を作って、どのように処理していくべきかを定期的に検査報告する機構を作るべきではないだろうか。東電は一番安い費用で処理しようとしているのであって、安全や確実性を無視しているのは明らかだ。まず、東電を負債超過で破綻させて、株主と経営者に責任をとってもらう。次に新東電を作る際に原発を手放してもらう。その売価をそのまま福島第一原発の廃炉費用にする。資金不足は否めないので国費を投入する。

大胆な措置はできないのかな。このまま、じわじわと漏れ続けていると、2020年頃には世界からそっぽを向かれて、オリンピックをボイコットされるかもしれないよね。それの方が問題だとおもうけど。そうならない自信はどこからくるのだろう。まずいデータは発表しないからそうならないと思ったら大間違いで、内部告発が続くとおもうけどな。

 東電幹部と株主は事故の責任をとるべきだと思うよ。

 

http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130903dde001040007000c.html
記事抜粋元

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