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2014年2月13日木曜日

新しい国へ 

安倍総理の新しい国へを読んだ。拾い読みである。最初はちゃんと読んでいたのだが、拉致問題で北朝鮮が何故拉致被害者を公表したのかの説明が省かれている。何だか都合の悪いことは書かないで自分の意志に沿ったところだけを抜き書きしているように見えた。誰しもその傾向はある物の説得されるほどの内容でもない。
 靖国問題でも、都合のいい判例や国会答弁を持ち出して正当化しようと必死だが、あまり伝わってこない。靖国神社の資料館を見て、この神社に祭られていていいのだろうかという面には触れていない。国としての別の墓地を作らない理由も説明していない。説明はワザとしていないのであって、説明を入れると矛盾とダブルスタンダードが見えてくるからだろう。
エネルギー政策については一切触れていない。
 教育については学力向上を目指すようだ。少子化の解決には積極的とは言えない。そもそも、この人は子供がいない。なのに家庭の理想の形を教育が示すべきだと言っている。
 少し古くさい気がする。お仕着せの教育は既に終わった感がある。家庭とはどの様なものかを考え、意見を言えるようになるべきで、両親がいて子供がいて、それが家庭とか笑わせる。核家族化と教育は関係がない。道徳を教育すべきではない。公共性をどのように考えるか、親の存在をどう思うのか、国、国家をどう思うのか。そのように考える根拠は何か。を発表する、人前で言えるようになる。
 日本人のいけないところは、この安倍総理は指摘していないが、政治の話はタブーとか、意見の異なることについて議論する事を嫌う、やらない事が道徳的であると教えられること。その結果、議論のできない、すぐに感情的になる、そのあたりを修正しようとしない政治家が多いこと。また、餅は餅屋とか言って責任を逃れようとする傾向があるので、面倒だけど、誰もが考えなければならないことがあるという事を指導しない教育がいけない。
そこを直そう。

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