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2014年5月16日金曜日

憲法の解釈を変更するのなら

憲法がいろいろな意味にとれるというのなら、憲法にその解釈までを書込めばいいんじゃないの。憲法に加筆すればいいじゃない。閣議なんていう密室でごにょごにょするのではなくて、おおやけに議論して加筆すればいいじゃん。

 どうして解釈を変更するっていう話になるんだろ。解釈の変更こそ『珍妙な発明』だよね。

 集団的自衛権は国連が認めたとかなんとか言っているけど、じゃ、国連が駄目って言えば駄目なのかな?都合の良いとこだけを国連から持ってきてるんじゃないのかな。国連が良いっていったから良いのではなくて、国民がどのように考えるかで決まるんじゃないの。国民より国連が正しいってことかな。じゃ、日本は国連に主権を置いているのかな。

 平和主義を貫くって、大日本帝国だって、アジアの平和のために大東亜戦争を起こしたんじゃなかったっけ。言葉だけの平和は戦争を呼び起こすんだよね。

 中国の勢力が強いのは経済力が強いからであって、軍事力で攻めてきている訳ではないでしょ。中国の消費力が欲しくて喧嘩できない資本主義の国々に中国がつけ込んできているだけでしょ。それに乗っからないと経済の立て直しが出来ないようになっている経済構造を何とかしようと考えた方が良いのではないでしょうか。日本は新しい外国の消費能力を開拓しようとはしないで、いつも誰かの後をついて、『あーそれならやってみようか』程度でその国と取引を始めて、儲かるんだったら何でも商売にして、どんどん売る。人件費が安ければ工場を作って物を作らせる。

 物を作らせたから、偽物を作る能力をもってしまって、困っている。物を作らせるときに最新の機器を使わせたから、それをコピーして、最新の物を複製するようになった。いや、材料だけ違う形や構成が本物の偽物を作るようになった。全て自業自得で、今回は中国が覇権を使い始めたから、こっちも武力装備だと。こんなことは判っていたことで、それを助長してあげたのが日本とアメリカ、欧州でしょ。今更なにを言っているのか。不思議。

 中国の勢力を止めるには、中国と商売をしなければいい。商売をするしかないのに、中国が我が侭を言い出したら誰も止められないでしょう。いくら武力を使っても、人口も違うし、結局は禁輸なり報復関税なり資本凍結などをやられれば日本は駄目になるでしょう。戦う以前の問題だと思うけど。

 首根っこを押えられているのに、どうしろっていうの?社会主義の国なんだからこっちの常識が通じる訳がないでしょ。経済が大きく破綻(世界恐慌)しない限り、中国の政権が揺らぐことはないでしょう。中国は中国国内での消費と供給でしばらくは食べていけるのかもしれない。日本が特殊で、輸出入をしないと食べていけないようになっているし、外国にいっぱい工場を持っている。これは抜き差しならない状態になっていることを示す。

 例えばアメリカに楯突くと、アメリカにある自動車やその他の工場を閉鎖されるだろう。ついでにアメリカが輸入をやめれば日本は売り先がなくなる。戦争するしかなくなるわけ。じゃ、中国と安保を結ぶわけはないでしょ。中国に占領されちゃうよね。経済的に独立しているのなら何とかなるだろうけどアメリカと中国に断られると売り先が無くなるようでは、お先真っ暗だよね。

 中国はアメリカに屈したりはしないだろう。中国、アメリカ、ロシアは大国として君臨していくだろう。ヨーロッパはEUが一つと考えればそれでOK。TPPで環太平洋がアメリカになるのかな。TPP対中国韓国という図式か。それでTPPに入ろうとしているのかな。

 そんなにうまくいくかな。ベトナムやフィリピンは日本と同じような立場だから、今は連携できるだろう。これにマレーシア、インドネシアも入るだろう。タイやカンボジアなどインドシナ半島がどこまで入ってくるかが判らない。この辺りのASEAN連携を考えたいだろうが、ASEANも対中国貿易が主であるなら、どうしようもないだろうな。

 結局、中国は自国の市場を解放する代わりに領土を拡張しようとしているのかな。キャパが溢れるからキャパを広げようとしているのか。結構判りやすい国だな。中国も今更ながら鎖国はできないだろうからね。。。。いや、ASEANやTPPの分断を図るために国別に差別を取り入れてくるかもしれないね。一部の国を優遇したり(人民がついてくるかどうかは判らんけど)、それこそ大勢の日本人を中国に送り、中国人と結婚して、中国を変えていく位の覚悟が必要なのかもしれないね。

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