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2013年8月20日火曜日

経済評論家のいい加減さ

 先日までアベノミクスを褒めちぎってどうにか景気を上げて自分も儲けようとしていた経済評論家が手のひらを返すようにアベノミクスの終わりを告げている。いい加減な人達ばかりだ。自分の予測があたれば何でもいいらしい。

 そもそも、アベノミクスは手の内を晒して世界のヘッジファンドに勝てるとでも思ったのか。今年の春先に行った日銀の金融緩和はすべてヘッジファンドが持ち去った。現在の日本株の持ち手は日本の投資家だろう。これ以上上がらない株を持たされているだけだ。すでにヘッジファンドは売り抜けている。どこかの記事であったように、大規模な金融緩和をすると日本株が上がるだろうという思惑でヘッジファンドが日本株を買いあさって、それに吊られて日本の投資家が購入しなおし始めたら、ヘッジファンドが売り抜けたというところではないだろうか。あとは売り浴びせも可能だが、今はそんなことをしても大してもうからない。円安になっているから、売り浴びせても美味しくはないだろう。

 で、現在はその状態で、アベノミクスなんてものは既に世界が相手にしていないものとなっている。ドイツ銀行も藁に付いた火にすぎないとすぐに燃え尽きるだろうと言っている。

 そういえば、甘利君が言っていたな。アベノミクスは成功するまでやり続けるから失敗はしないと。じゃ、来年も、再来年も大型公共事業が続いて、日本は借金まみれ。一昔前の自民党のやり方と何処が違うのか。何も変わっていない。誰が自民党を選んだんだろうか。俺たちか。多数決だからな。どうしようもないけど。子供達は日本脱出しかないのか。

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