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2013年12月13日金曜日

マンデラ大統領の追悼会での手話通訳

なんだか、テレビで騒いでいるが、手話についての説明が少なすぎる。インチキな手話をしたというのだが、この報道を見て、インチキだと判る人が何人いるだろう。日本人では外国の手話はほぼ判らないようだし、国際手話や通訳手話ができる人が見たときにインチキだと判ったとして、実際に聴覚障害者がどれだけ苦情を言っているのか判らない。もちろん、放送された手話が判らないということであっても、ほとんどの聴覚障害者の人が外国語だから判らないんだと思って気にしなかったのではないだろうか。だから彼がこれまでインチキな手話を続けられたのだろう。

手話の問題を報道するにあたり、ワイドショーで手話通訳が出てこないのはどうしてだろうか。このニュース自体が健常者のゴシップネタに過ぎないからだろうか。日本の聴覚障害者にも伝えたらどうだろうか。それとも、この番組は聴覚障害者が見ていないからだろうか。それなら、このインチキ手話通訳者とTVのワイドショーは根本では同じということにならないだろうか。この件、私たちに騒ぐ権利はないと思う。静観しましょう。

 問題はあの手話通訳を付けた南アフリカ政府の障害者対策レベルであって、インチキなことをやった手話通訳者本人ではない。手話通訳者を非難するのは問題を矮小化してしまうのでやめましょう。

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