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2013年12月13日金曜日

英語の筆記体

誰も使っていないような噂が出ているが、昔の英文の文書は筆記体で書かれていた。手書きのブロック体で書いた文書など信じられた物ではない。ブロック体が流行っているのはタイプライターが普及しているからだと思う。それでも、文書の最後にはサインしている。サインにブロック体を使っている人はいないだろう。私は見たことがない。

 筆記体を教えないというのはどういうことなのか。それは余りにも汚い筆記体を書く人がいると読めないからだろう。逆に綺麗な筆記体を書かせるように練習させるべきだろう。特に外国人(ネイティブでない人)は。筆記体の方が書くのに早い。単語の切れ目が判りやすい。汚いブロック体より読みやすい。ま、程度はあるだろうが。

 今時は手書きしないということも多いだろうが、メモは手書きではないだろうか。スマホの文字を選んでいる場合ではないだろう。メモにブロック体を使っているようではメモしているうちに話が進んでしまいそう。

 なぜ、筆記体をやめたのだろうか。先生の問題だろう。汚い筆記体が読めないので×を付けると生徒と親が文句を言うのだろう。バカの構図だが、先生が判断して汚い筆記体なら×でいいんじゃないだろうか。そもそも近頃はマークシートなんだから関係ないか。

 英作文は筆記体に限る。ブロック体では読みにくい。ブロック体で同じ文字を書き続けるのは困難であり、時間がかかりすぎる。

 日本人は綺麗な筆記体を書き続けましょう。頭の悪いアメリカ人が筆記体を書けないからと言って、そんなことを真似する必要はないでしょう。真似するのなら、タイプライターの練習をしないと駄目でしょう。あちらは小学校からタイプの練習をしているはずですから。妙なことを真似せず、うまくいくことを真似しましょうね。

 日本が筆記体を無くした理由は『ゆとり』でしょう。そして、『脱ゆとり』でも復活しなかったのは、『ゆとり』のときに集めた言い訳資料でアメリカでも筆記体は使わなくなってきているということでしょう。それならタイプライターを練習させないと駄目でしょう。

 誰かが集めた都合のいい資料を信じて教育方針が変わっていくのは困ったことです。

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