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2015年6月23日火曜日

何がなんでも戦争したい奴

長谷川幸洋というジャーナリストがいるそうな。

国民の理解が深まらないのは、肝心の危機をめぐる現状認識について国会で真正面から議論が戦わされていないことが一因である。ホルムズ海峡や日本海の米艦防護のような話は、はっきり言って「たられば論」だ。一方、中国や北朝鮮の脅威は現実である。

ホルムズ海峡云々は安倍総理自らが説明したことで、それを根拠にしていないというのなら、国民は謀れているということだ。国民を騙すような人達が考えた法案なぞ認める分けにはいかない。

安倍首相が脅威をずばり名指ししないのは、「中国」と言ってしまえば「お前は敵だ」と言ったも同然になってしまうからだ。相手を刺激してしまう。

結果的に戦争法案を可決すれば、中国はそれを理由に軍備を増強するだろう。名指ししようがしまいが、軍事力を強化しようとすれば、緊張感は高まり、相手も強化してくるのである。

中国の脅威と今回の戦争法案と何の関連があるのかを説明してくれないだろうか。中国や北朝鮮が今にも日本を侵略しそうなのであれば、その根拠と状況を説明するくらいは簡単だろう。それらは名指しというのではなく、現状分析だろう。

中国に覇権をとらせたくないアメリカの思惑が働いているだけで、それこそ、たられば論だが、中国が攻めてきたら、アメリカは手打ちをするだろう。だって、戦勝国同士で、中国が事前に、ここまでちょうだいということをアメリカと取引していれば、アメリカは簡単に日本を裏切るだろう。

なぜ、アメリカをそこまで信頼できるのか、私には分からない。アメリカが日本の為に軍事力を行使するには議会の承認が必要なのだ。なぜなら、税金を使うからね。議会は中国と仲良くやれる保証があるのなら、日本なんて見捨てるに決まっている。今のマイクロソフトを見れば判るでしょ。儲かるところを相手するということ。

中国や北朝鮮との戦争は根本が経済戦争なのだから。手打ちが可能なのだ。

アラブの一部の地域で行っているような宗教や思想を異にする戦争ではないのだから。

脅威って、、、、日本経済が落ち込んでいるから、中国が脅威になるのかな。そもそも、人口の差が大きすぎるのだから、消費力(購買力)は中国が上なんだから、結果的にGDPでは中国に負けるに決まっている。それを脅威とか言っているのなら、間違いだ。日本のあがきにすぎない。そのうえ、それを軍事力で何とかしようなんて。

太平洋戦争に負けたのがそんなに悔しいのだろうか。

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