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2015年7月22日水曜日

南シナ海をタンカーが通るので安保法制が必要。

なんか、南シナ海の対応の為に今回の安保法制が必要という人がいるけど、少しばかり違うと思う。
 まず、シーレーンの確保なら、そのような法律を作ればいい。ギャングも居ることだし、中国を名指ししなくても作れるはずだ。
 政府の説明では、米軍が同行する場合となるようたが、よくわからない話だ。同行する米軍に中国が攻撃を仕掛ける?そんなことは有り得ないでしょ。

今回の法制が南シナ海を想定しているとは全く思えない。国会承認なしで自衛隊を派遣できる必要性が有るだろうか。

それから、各国が今回の法制を歓迎しているような記事があるが、実際に自衛隊を派遣した場合、どんな問題が起きるかわからない。米軍のように間違って各国の軍隊を攻撃してしまう場合もあるかもしれない。一般人を殺害してしまうかもしれない。そんな事態に日本は対処できるのだろうか。各国は仕方ないと認めてくれるだろうか。
東南アジアは宗教や文化が多彩であり、その中で無宗教の日本が活躍するのは非常に困難だと思う。ともすれば全ての宗教から総スカンを食らうかもしれない。
本当に心から歓迎している国は有るのだろうか。単に各国の思惑と合致しているから歓迎しているだけで、日本が中国といざこざを起こしても、外交的に日本のバックアップをしてくれる国はいないのではないだろうか。AIIBにあれだけ参加しているのだし。中国と対立したくないというのが各国の本音ではないだろうか。日本はそのあたりに利用されているだけだろう。
ま、兎に角、中国とは外交を密にして、暴走を防ぐ事が大事で、中国の民衆に浸透していくしかないだろう。武力で抑える事は出来ないだろう。
武力を強化する事は、中国の言い訳を強化する事になる。また、武力対立はアメリカの思うつぼだ。



しお

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